エリクセン, エールリング・ラグナル
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ドイツ、ケーニヒスベルクに生まれ、独学で音楽の才能を見出したといわれる作曲家イェンゼン(1837-1879)。15歳になってようやくベルリンで正式に音楽を学び始め、直後にフランツ・リストに注目され、指導を受けたという人です。ピアニストとして活動を始めてからは、音楽教師としてロシアに行ったり、ポーゼンの市立劇場の楽長を務めたりしますが、その後、またコペンハーゲンでニルス・ゲーゼの教えを受けています。当時はシューマンの後継者と目されるも、あまりにも繊細な作風のため、結局は「サロン音楽」のようなものと見做され、現在ではほとんど注目されることがありません。しかし、この美しい作品が忘れられているのは本当にもったいないこと。TOCCATAレーベルは、そんな彼の作品をもう一度眠りから目覚めさせたいと願っています。(2015/05/27 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0232 |
ドイツの作曲家アドルフ・イェンゼンは、フランツ・リストに注目された才能あるピアニスト。同時に音楽教師としてロシアからドイツで活躍、作曲家としてはシューマンの後継者と目されるなど、多彩な活動をしたことで知られます。100曲を超える歌曲と、サロン風の甘い雰囲気を持つ何曲かのピアノ曲が有名ですが、このシリーズでは甘いだけではない、イェンゼンの様々なピアノ曲を楽しむことができます。この第2集に収録されている「ピアノ・ソナタ嬰ヘ短調」もシューマンを思わせる本格的な作品であり、イェンゼンが単なるサロン音楽の作曲家ではないことを物語っています。多彩な曲調を持ち、華麗な技巧が駆使された「謝肉祭の情景」第2巻も聴きごたえのある作品です。演奏するエールリング・ラグナル・エリクセンは最近までスタヴァンゲル大学の舞台芸術学部、ピアノ科の教授を務めており、TOCCATA CLASSICSからは3枚のアルバムをリリースした他、NAXOSレーベルからはグリーグ、シンディング歌曲集の伴奏を務め、2000年にはグリーグ賞を受賞した北欧音楽のオーソリティです。(2021/09/10 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0274 |