ルサネン, ヴィッレ
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第二次世界大戦後のドイツ音楽界を代表する作曲家、ベルント・アロイス・ツィンマーマンの作品を話題の指揮者ハンヌ・リントゥが指揮した注目盤。時代により刻々とスタイルを変貌させたツィンマーマンの中期から後期の作品3曲が収録されています。名手リーラ・ジョセフォヴィツをソリストに迎えた初期のヴァイオリン協奏曲は新古典派の様式を用いて書かれた作品。壮大かつ緊張感に満ちた音楽が描き出されています。“静止主義”の様式による「Photoptosis」はツィマーマンの最後の管弦楽作品。そして、ツィマーマンの代表作の一つ、歌劇《兵士たち》はあまりにも難解であったため、初演は一旦中止されたほどの問題作。後に彼が歌劇の一部を40分程度の演奏会用作品に作り上げたのが、このアルバムに収録された《兵士たち》によるヴォーカル・シンフォニーです。難解さはそのままですが、コンパクトにまとめられており、ツィマーマンの複雑な音楽世界が存分に表現されています。(2019/02/22 発売)
レーベル名 | :Ondine |
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カタログ番号 | :ODE1325-2 |