Pfister-Benda, Ariane
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17世紀生まれのヤン・イルジを祖とし、今日まで続くボヘミアの音楽一家、ベンダ・ファミリーが作曲、そして驚くべきは子孫たちが編曲・演奏に携わるという、弦楽器のための協奏曲集です。注目はヴィオラ協奏曲で、もともとこの楽器を独奏にする協奏曲が少ないので、この熟達した作品は歓迎。改めてヴィオラ独特の渋さに感じ入ってしまいます。エレガントに曲想が流れるヴァイオリン協奏曲に続いて、チェロを独奏楽器とする7は、老境を迎えて死期が近いことを悟りながら作曲されたのでしょう。ただ題名のイメージほどには暗くなく、むしろ後半の愉悦感に魅了されます。(2002/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553994 |
音楽一家といえば最初に連想するのはバッハ・ファミリーですが、ボヘミアのベンダ・ファミリーも負けてはいません。何しろ18世紀から今日まで、優れた音楽家を輩出し続けているのです。当盤収録の2人の作曲家だけでなく、カデンツァの作曲者、独奏を務めるフィスター(ローラ・ベンダの娘)、当盤の指揮者、みんなベンダ家の末裔です、脱帽!当盤のもう1人のソリストは、既に日本でもお馴染み、スーク・トリオの創設者ヨゼフ・スークです。バッハの「イタリア協奏曲」そっくりの1~3など、名声に恥じない実質を伴う音楽をお届けします。(2001/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553902 |