BBCシンガーズ
Search results:20 件 見つかりました。
まずは余り知られていない「キリストの生誕」をご紹介します。これは驚くことに20歳になる前の作品で、翌年の「みどりご生まれたまいぬ」へと繋がる無伴奏混声合唱曲。随所に閃きがあるこの作品の全曲初演は、作曲者の死後15年を経過してなされたのです。サンタクロースのモデルとされる人物を描いた「聖ニコラス」は、テノール独唱、混声合唱、同声合唱、ピアニスト2人、オルガン、打楽器、弦楽合奏を要し、テノール独唱、第一打楽器奏者、弦楽各パートのトップ奏者以外はアマチュアの演奏参加を念頭に置いています。独特の楽器編成を自在に操るブリテンの天才的手腕が聴きもの。「詩篇第150番」は少年合唱で奏されます。COLLINSから発売されていた貴重な音源の最発売盤です。(2003/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.557203 |
ブリテンの重要な仕事の一つに、民謡を素材とした歌曲への編曲があります。当盤の魅力は何よりも、ブリテンの専門家ベッドフォードを中心に、ラングリッジとアレンという理想的な歌手、ハーピストや合唱団にもこだわり集められた、演奏家陣にあります。今後長く、スタンダードとして聴かれ続けることでしょう。日本でも急速に人気の高まった「サリー・ガーデン」は、2つの異なるバージョンで収録しています。また有名な「おお悲しい」や、クリスマスの定番「ひいらぎとつたは」など、親しみやすいメロディー満載のアルバムです。コリンズ・レーベルの再発売盤です。(2005/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.557222 |
ユダヤ民族の持つ深い信仰と波乱に満ちた歴史は、彼ら独特の文化を生み出すことになりましたが、それは(クラシック)音楽の分野についても、例外ではありません。当盤に登場する例も含め、多くの優れた作曲家、演奏家がユダヤ系の出自を持ち、アメリカが彼らの一大拠点となっていることは、よく知られています。当盤はそんなアメリカン・ジューイッシュ音楽の数々をお届けする、ミルケン・アーカイヴ・シリーズのハイライトとなっております。当盤にも多くの作曲家が登場するため、その内容もなかなか要約しにくいのですが(純クラシック系から民謡系、ジャズ系まで登場!)、熱い情念に満ちた音楽が多いといってよいでしょう。その熱さは、ユダヤ教の信仰や知識がなくても、感得していただけるものです。(2005/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.559406 |
イギリスを拠点に、映画音楽や劇音楽、吹奏楽の分野で幅広く活躍する作曲家ナイジェル・ヘス。親しみやすい旋律を多用した彼の作品は、過去40年にわたって世界中の数多くの人々に強い影響を与えています。しかし、この最新アルバムに収録されているのはテレビや映画のための音楽ではなく、彼自身の自発的な創造から生まれた音楽です。伝統的な合唱作品「光の道」や、彼が得意とする吹奏楽作品、チャールズ英皇太子殿下が書いた絵本「ロッホナガーのおじいさん」のためのバレエ音楽など多岐に渡る作品が楽しめます。これらを演奏するのは、ボルコムが率いるBBCコンサート・オーケストラをはじめとする英国を代表する演奏家たち。吹奏楽好きの方にもおすすめの1枚です。(2021/03/05 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
---|---|
カタログ番号 | :ORC100153 |
英国有数の作曲家、ピアニストであるジョン・マッケイブ(1939-)。彼の作品はほぼ全てのジャンルに及び、そのどれもが高い評価を受けています。もちろん使われている音は現代的なものですが、どこか親しみやすさも備えており、とりわけ声楽作品はわかりやすいメロディが多いせいもあり、ファンも少なくありません。このアルバムには世界初録音を含む14作品が収録されています。作曲年代はまちまちで、ごく最近に書かれたものから、50年近くも前のものまで多彩なスタイルが混在しています。彼の音楽の変遷を感じたいのであれば、まず最初におかれた「3つのマリアのキャロル」はいかがでしょう?16世紀の作者不詳のラテン語のテキストを含む3つの曲は、美しく神秘的であり、マッケイブ自身も喜びをもって作曲したと語っています。その他、いろいろな機会のために書かれた合唱曲はBBCシンガースの最良の声を得て、素晴しい光を放っています。(2013/01/23 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.573053 |
モラヴィア(現チェコ)生まれのワイスゴールは幼時からユダヤ教会堂の聖歌隊に参加、出発点から声楽曲に親しみました。少年時に家族とアメリカに移住した後は、合唱指揮者として経験を積み、作曲家としても活躍。ユダヤ人としてのアイデンティティーを示す作品を多く残し、オペラや規模の大きな歌曲の分野では、アメリカの最も重要な作曲家の一人と位置づけられています。声楽曲ではありませんが「ロシュ・ハシャナのための儀式」はウィーン楽派の音楽を吸収した成果も示し、輝かしいシンフォニックな傑作と言えるでしょう。得意の歌曲における音楽の密度の濃さはさすがで、管弦楽付き歌曲「東方の庭園」は作曲者が自分の最も美しい曲と述べたものです。(2005/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.559425 |