ダネル, エヴァルト
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メトネルは今世紀前半に活躍したロシアの作曲家です。元来ドイツ系の人であり、実際、作品もブラームス等の影響の強いロシア音楽でした。ピアノ協奏曲第2番は1920年代に作られた作品で、冒頭のきりりと引き締まりながらもロシア的哀感を湛えた主題に始まり、素晴らしく美しい第2楽章、晴朗感のまぶしい終楽章と続いていきます。メトネルの最終作となったピアノ五重奏曲は、実に45年の歳月をかけて完成した渾身の力作で、その深み、その抒情、まさに一級品です。(曲中、「怒りの日」の主題が巧妙に使われています。)(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553390 |
「ミクソリディア旋法によるピアノ協奏曲」とは何とも古めかしく、仰々しいタイトルですが、その名の示すように古くは古代ギリシアに端を発する音階をもとにしながら、近代的な管弦楽法やピアノ技巧の面白さを追求した特異な作品です。そのためか、全体に荘重で格調高く、幽玄な雰囲気が漂っているのが特色ですが、第3楽章の真ん中あたりではちょっとだけ映画音楽風になったりするのもユニークです。もう一曲の「5声の協奏曲」はピリリとワサビの効いた辛口の音楽で、特に第3楽章で各楽器が見せる、目まぐるしく緊張度の高い名人芸などには、息を呑むようなものがあります。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553366 |