イルンベルガー, トーマス・アルベルトゥス(1985-)
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ザルツブルクを拠点に活躍するヴァイオリニスト、トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー。このアルバムでは、彼が長年にわたり録音を望んでいたというシベリウスのヴァイオリン協奏曲を中心に構成。協奏曲ではドロン・サロモンが指揮するロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団とともに白熱した演奏を聴かせ、小品では一転、作品の抒情的な美しさを表現しています。アルバムの最後には、シベリウスから「ヴァイオリン協奏曲」を献呈されたフランツ・フォン・ヴェチェイの「悲しきワルツ」が収録されています。(2024/09/13 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
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カタログ番号 | :Gramola99328 |
ウィーンを代表するピアニスト、イェルク・デームス(1928-2019)と1985年生まれの俊才、イルンベルガーの共演によるシューベルトの初期作品、3つのヴァイオリン・ソナタ集。1816年頃に作曲されるも、生前には出版されず、死後の1836年にようやく実兄フェルディナントの手によりディアベリ社から出版された作品です。簡素なソナタ形式によって書かれていますが、そこかしこに歌心溢れるシューベルトらしいソナタです。楽器収集家としても知られるデームスは、この演奏のために1823年製コンラート・グラーフを使用。19世紀初頭のウィーンの雰囲気を再現しています。(2019/11/15 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
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カタログ番号 | :Gramola98828 |
ウィーンを代表するピアニスト、イェルク・デームス(1928-2019)と1985年生まれの俊才、イルンベルガーの共演によるシューベルト。ピアノもヴァイオリンもピリオド楽器を使用しており、3つの作品を当時のウィーンの雰囲気が伝わるリアルな響きで楽しめます。アルペジョーネ・ソナタと「しぼめる花」による序奏と変奏曲は、ヴァイオリンで演奏することで、原曲のアルペジオーネやフルートでの演奏とはまた違った味わいになっています。(2019/11/15 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
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カタログ番号 | :Gramola98858 |
1827年に作曲、シューベルトの死後に出版された第1番、同じ頃に書かれ、こちらは存命中に出版された第2番。どちらも40分を超える大作ですが、明るい第1番、深遠な第2番と曲の性格はかなり違います。同時期に書かれた変ホ長調の「ノットゥルノ」は10分ほどのゆったりとした美しい小品。恐らく何かの曲の1楽章になるべく構想されたのではとされています。変ロ長調 D28は15歳の作品。若きシューベルトの楽想がほとばしるかのような力強い趣きを持っています。演奏は、1985年生まれの俊英ヴァイオリニスト、イルンベルガーと1946年リトアニア生まれの名手ゲリンガス、そして1955年生まれのピアニスト、コルスティック。3人が各々の曲を高らかに歌い上げています。(2019/11/15 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
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カタログ番号 | :Gramola99110 |
Gramolaレーベルが力を注ぐ「退廃音楽復興」のシリーズ。第二次世界大戦時、ナチス政権によって迫害され、忘れられた作曲家たちの作品は、20世紀の終わりから続々と演奏機会が増えてきましたが、それはほんの一部であり、まだまだ埋もれている作品が数多くあります。このアルバムでは、ザルツブルクに拠点を置くヴァイオリニスト、イルンベルガーが独奏を務めるヴァイオリンを中心としたさまざまな合奏協奏曲作品を収録。アルバム1では、20世紀初めに活躍した2人の女性作曲家の協奏曲、アルバム2ではハルトマン、マルティヌーの協奏曲と、時代に翻弄された4人の作品を聴くことができます。(2018/08/29 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
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カタログ番号 | :Gramola99098 |
イルンベルガーとコルスティックによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集。第2集では初期の3つのソナタと、快活で明るい第8番の組み合わせ。第1番から第3番のソナタは、モーツァルトを思わせる端正な作風の中にも、ベートーヴェンらしい独創的な部分が見える興味深い作品です。ここでもイルンベルガーは美しい音を存分に聴かせ、ベートーヴェン作品の華やかな面をじっくり見せています。また、コルスティックのピアノも素晴らしく、最初に置かれた第8番の冒頭での渦巻くようなエネルギーの発散が聴きどころ。(2020/01/17 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
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カタログ番号 | :Gramola99051 |
Gramolaレーベルを代表するヴァイオリニスト、イルンベルガーによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集。ピアノ伴奏はOEHMSレーベルから「ソナタ全集」をリリース、ベートーヴェン演奏に定評のあるヴェテラン、ミヒャエル・コルステイックで、2人のスペシャリストが10曲のソナタを極上の演奏で聴かせます。第1集は最後のソナタ「第10番」と、名作「クロイツェル・ソナタ」の組み合わせ。緊張感に満ちた「クロイツェル」と穏やかで美しい第10番の対比も聴きどころです。高音質の録音によるヴァイオリンの艶やかな美しい音色もお楽しみいただけます。(2020/01/17 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
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カタログ番号 | :Gramola99050 |
イルンベルガーとコルスティックによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集の最後を飾るのは、比較的耳にする機会の少ない「第6番」と「第7番」の組み合わせ。落ち着いた風情を持つ第6番は、ゆったりとした第2楽章が魅力的な作品。第3楽章は変奏曲形式になっており、ヴァイオリン、ピアノともども聴かせどころがたっぷり。かたや第7番はベートーヴェンにとって大切な調性である「ハ短調」で書かれており、冒頭から不穏な雰囲気が漂う力作。この曲も第2楽章の美しさが特徴であり、ピアノの前奏に導かれるヴァイオリンのひそやかなメロディをイルンベルガーは丁寧に歌いあげています。このアルバムでも、メインの2曲の間に小品を挟むことで全体の緊張感を和らげています。(2020/01/17 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
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カタログ番号 | :Gramola99053 |
イルンベルガーとコルスティックによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集、第3集は激しい曲調を持つ「第4番」とベートーヴェンの全ての作品の中でもとびきりの明るさと愛らしさを持つ「第5番」の組み合わせ。ベートーヴェンはしばしば、隣り合う番号に対照的な曲調を持つ作品を置くことで知られていますが、この2曲も全くその通りであり、イルンベルガーとコルスティックは曲間に楽しく技巧的な変奏曲を挟さむことで、聴き手の気分を上手く変えることに成功しています。第5番「春」ではヴァイオリン、ピアノともに伸びやかな旋律をたっぷり聴かせます。(2020/01/17 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
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カタログ番号 | :Gramola99052 |
1927年生まれのバドゥラ=スコダと1985年生まれのイルンベルガー。ほぼ60年の年齢差を感じさせない素晴らしいアンサンブルによるモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集。1781年から1784年頃に作曲されたヴァイオリン・ソナタは、それまでのようにヴァイオリンが単なるオブリガード楽器として使われるのではなく、対等の役割を持たされ始めており、各々の楽器に見せ場があるため、奏者たちの腕の見せ所もたっぷりです。このアルバムはSACDで制作されており、ピリオド楽器の美しく流麗な響きも存分に捉えられています。(2019/09/13 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
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カタログ番号 | :Gramola98904 |