ノースウェスト少年合唱団
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テレジーン収容所からアウシュヴィッツのガス室に送られ命を奪われたクラーサ作曲「ブルンジバール」をご存知ですか? テレジーンで子供たちが何度も上演したこの作品、確かに演奏するのは子供ですが、これは是非とも、大人にこそ聴いていただきたい!弱い子供たちが力を合わせれば怖いものはないと歌う当作品は、今日でも世界平和の象徴として上演され続けているのですから。当盤の演奏は、トニー・クシュナーによる新しい英語台本を使用した世界初録音。伴奏は小管弦楽です。「小管弦楽のための序曲」は「ブルンジバール」の上演のために作られたと推測される作品。ライトマンの歌曲集「もう蝶々はいない」は、テレジーンで亡くなった子供たちの詩を音楽化したものです。(2007/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570119 |
なんといっても興味深く、かつ面白く聴けるのは、あのリンカーンによる世紀の「ゲティスバーク演説」に、音楽をつけてしまった「この聖なる地」でしょう。荘重な序奏からしてワクワクさせられ、厳かな演説開始部、その後怒涛のオーケストラ間奏部や緩徐的な部分など、あの手この手を効果的に取り混ぜ、最後はやりすぎなぐらいの圧倒的クライマックスを迎えます。こんなにカッコいい音楽をつけてもらって、リンカーンも本望のことでしょう!? 同じく奴隷解放運動に関連した小説「アンクル・トムの小屋」を下敷きにした、バレエ「トム」のための音楽も、魅力的なリズムと演奏効果に富んだ佳品です。(2004/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559156 |
セラフィン指揮するメトロポリタン歌劇場の初演は50回におよぶカーテンコールを呼び起こしたほどの大成功を収めたオペラ「メリー・マウント」。今日では吹奏楽用に編曲された組曲が日本でも人気を博していますが、これが原曲です。物語は清教徒と騎士派との対立の中、主人公マリーゴールドが魔女扱いされ命を落とすまでを描く悲劇的な内容で、"メリー"なイメージはかけらもありませんが、音楽の方は20世紀オペラにありがちな難解さとは無縁で、わかりやすい和声を使用し、今日のミュージカルと見紛うばかりのカラフルでゴージャスな楽想が満載、直球で耳を楽しませてくれます。合唱の力強い表現力が特に聴きもの。作曲者の生誕百周年記念公演のデジタル・ライヴです。(2007/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.669012-13 |
ワシントン州シアトルを拠点とするアメリカ合衆国のオーケストラ、シアトル交響楽団。2011年からはフランス人指揮者ルドヴィク・モルロー(モルローは2017年6月にネゼ=セガンの代役としてベルリン・フィルを指揮し、一躍時の人になったことでも知られています)が音楽監督を務めたことで、フランスの近現代作品の演奏が飛躍的に多くなりました。このメシアンの録音もその一つであり、声楽を含めた大編成のオーケストラを自由自在に駆使して、色とりどりの音を紡ぎ出しています。あまり録音の多くない「神の降臨のための3つの小典礼」での陶酔的な響きは美しさの極みです。(2018/01/26 発売)
レーベル名 | :Seattle Symphony Media |
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カタログ番号 | :SSM1016 |
「ヴェデム」とは、第二次世界大戦中にチェコのテレジン(強制収容所)で13歳から16歳の少年たちが発行した雑誌の名前。1942年から44年の毎週金曜日に刊行され、全部で74冊を数えます。チェコ語で「私たちは導く」という意味を持ち、少年たちの日常に即した詩や、物語、絵画などが掲載されています。ほとんどの少年たちは、ホロコーストでその輝かしいはずの未来を奪われましたが、ヴェデムは奇跡的に保存され、彼らの生きた証を現代に伝えています。作曲家のライトマン(1955-)は、そのテキストをそのまま用い、感動的な音楽を付けて一遍のオラトリオとして、再び命を与えました。頽廃音楽を専門に演奏するアンサンブル「ミュージック・オブ・リメンブランス」の演奏です。(2011/07/13 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559685 |