グラーツ歌劇場合唱団
Search results:13 件 見つかりました。
(2012/02/08 発売)
レーベル名 | :Monarda Music |
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カタログ番号 | :101587 |
(2011/12/14 発売)
レーベル名 | :Monarda Music |
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カタログ番号 | :108036 |
(2022/07/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :2.110713 |
(2022/07/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :NBD0144V |
第ニ次世界大戦中、アウシュヴィッツの強制収容所で働いていたリーザ。戦争が終わって彼女は外交官夫人となり、ブラジルへ赴く船上の人となります。そこで出会った女性「マルタ」の風貌は、強制収容所でガス室送りになった女性と瓜二つ。当時の悪夢のような生活を思い出したリーザは、少しずつ精神に異常をきたし、幻影に苛まれていきます。強制収容所からかろうじて生還したこの物語の原作者ポスムイシの体験は、自らの家族全てを迫害で失ったヴァインベルクの体験とも重なるもので、ヴァインベルクにとっても興味をひく内容であったのでしょう。ショスタコーヴィチの助言を受けながら、彼は1年でこの歌劇を書き上げます。しかし結局この作品はソビエト時代に上演されることはなく、彼の死後、10年を経てモスクワにて演奏会形式での上演が実現し、2010年にようやくブレゲンツ音楽祭で世界初の舞台上演がなされました。この演奏は2021年にグラーツ歌劇場での上演を収録したもの。冒頭の激しいティンパニの連打が波乱の物語を予感させます。ふとしたきっかけから狂気へと至るリーザを歌うカイザーの表現力豊かな歌唱にも注目です。2020年からグラーツ歌劇場の音楽監督を務めるローター・クルティヒは、1990年代にカンマーアンサンブル・ノイエ・ムジーク・ベルリンで現代音楽を専門に振ってきた指揮者。全体を隙なくまとめています。(2021/11/05 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C5455 |
ヨハン・シュトラウス2世が1883年に作曲した喜歌劇《ヴェネツィアの一夜》。作曲当時、彼は27歳年下の歌手アンゲリカ・ディートリヒに夢中になり、すぐさま求婚、結婚したものの、若い妻は夫を大切にすることなく、当時アン・デア・ウィーン劇場の若い監督と駆け落ちしてしまいます。激怒したシュトラウスが、いつも作品を初演していたアン・デア・ウィーン劇場ではなく、ベルリンのフリードリヒ・ヴィルヘルム劇場のために作曲、初演されたのがこの《ヴェネツィアの一夜》でした。しかし台本の出来がイマイチだったせいか、作品はすぐに忘れられてしまいました。それを残念に思ったのが当時アン・デア・ウィーン劇場の歌手を務めていたフーベルト・マリシュカと、彼の弟で後に優れた映画監督となるエルンスト・マリシュカでした。このアルバムに収録されているのは1923年に改訂された版で、エルンストが台本を改訂、コルンゴルトが音楽を監修し、リヒャルト・タウバーが主役を歌い大成功を収めたものです。以降、作品は完全に定着し、世界各国で上演される人気作となりました。(2019/04/05 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555235-2 |
生涯に100以上の作品を作曲したにも拘らず、現在では「軽騎兵」序曲や「詩人と農夫」序曲、そして「ボッカチオ」のアリエッタ「恋はやさし野辺の花よ」などの数曲のみが知られる作曲家スッペ(1819-1895)。そのため、どうしても軽音楽の作曲家としてのイメージばかりが先行していますが、実は同世代のブルックナーを凌ぐ素晴らしい宗教曲も残していました。このレクイエム・オラトリオは、彼をウィーンへと招いたヨーゼフシュタット劇場の監督フランツ・ポコルニーの追悼(スッペは経歴の始めにこの劇場で指揮することで名を挙げた)のために1855年に作曲されたもので、あのブラームスも大絶賛するほど、当時人気となりました。劇的な前奏曲に導かれた作品は、ずっと行方不明になっていましたが、最近トリエステで発見され、今回、当時の輝きを取り戻したのです。(2013/08/21 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777842-2 |
ダラピッコラが1944年から1948年にかけて作曲した歌劇《囚われ人》は、ヴィリエ・ド・リラダンの短編小説に基づく45分ほどの短い作品。物語は16世紀後半。宗教裁判にかけられた囚われ人が孤独と恐怖に苛まれながらも、解放への希望を募らせています。そして釈放されたかと思えたのですが、結局は火刑台へと送られるという絶望的な結末を迎えます。彼を案ずる母の印象的なモノローグがあり、最終部分には「囚われの歌」が引用される全編十二音技法による重厚かつ複雑な作品です。この2017年の上演では、主役2人マルクス・ブッター、アイレ・アッソーニの歌唱と、カフタンの指揮が批評家や音楽誌で最高の賛辞を得ています。(2018/03/16 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC970 |
1870年12月4日、グラーツ音楽協会で初演された大規模なカンタータ「コロンブス」。作曲家であるヘルツォーゲンベルクは当時27歳。20代始めまではワーグナーの音楽に熱狂していたヘルツォーゲンベルクでしたが、バッハを通じてブラームスの魅力に目覚め、作風も古典派寄りに変化してきた時期に書かれています。とは言え、自身で書いた台本につけた音楽は劇的であり、まだまだワーグナーの影響から完全に脱しているとは言えない過渡期の作品と言えるでしょう。作品は大きく2部に分かれており、壮大な合唱によってコロンブスのエピソードが歌われていきます。近現代歌劇を得意とするカフタンの指揮、シャーデら名歌手をソリストに迎えた堂々たる演奏です。
(2018/11/21 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555178-2 |
1890年代から20世紀初頭にかけてのイタリア・オペラにおける“新しい潮流”となったヴェリズモ・オペラを代表する2つの作品。マスカーニの《カヴァレリア・ルスティカーナ》、レオンカヴァッロの《道化師》。どちらも楽譜出版社ソンゾーニョ社主催の1幕物オペラ・コンクールの応募作品で、《カヴァレリア・ルスティカーナ》は優勝作として初演、《道化師》は2幕物だったため規定から外れていたものの、作品のすばらしさが社長の目に留まり、結局トスカニーニの指揮にて初演。どちらも大好評を博し、その人気は現在も衰えることがありません。ここでグラーツ・フィルハーモニーを指揮し、迫真の演奏を披露するのは2020年までオーケストラの首席指揮者を務める女性指揮者オクサーナ・リニフ。ウクライナの音楽一家に生まれ、16歳から指揮を志し、2004年4月にバンベルク交響楽団により開催された第1回グスタフ・マーラー指揮者コンクールに3位入賞。2013年から2014年にはバイエルン国立歌劇場でキリル・ペトレンコのアシスタントを務めるなど才能を発揮、グラーツ歌劇場をはじめとした世界的な舞台で活躍する俊才です。ここではオーストラリア出身のテノール歌手、アルド・ディ・トロを中心とした多彩な歌手たちをまとめるとともに、オーケストラから重厚な響きを紡ぎだしています。(2020/03/27 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC987 |