オックスフォード・モードリン・カレッジ合唱団
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ルネサンス音楽の末期からバロック音楽の初期、時代の橋渡しとして活躍したのがイングランドの作曲家トムキンズ(1572-1656)。オルガニストの父親を持ち、本人も王室礼拝堂のオルガニストに使命されるなど、目覚しい活躍をしたのですが、晩年は清教徒革命に巻き込まれて職を失い、演奏の機会も禁じられるなど悲しい末路を辿ったことで知られています。そんなトムキンズ、数多くのマドリガルやアンセム(聖歌)の作曲を行い、イングランドの教会音楽に多大なる恩恵をもたらしています。彼の作品は極めて対位法的であり、ルネサンス音楽の伝統を遵守、半音階を多用した複雑なもので、当時のポリフォニー教会音楽の頂点に位置するものです。これらを歌うのはオックスフォードの名門マグダレン大学の合唱団で、当時のスタイルを探求し、最もふさわしい形として作品の本質を提示しています。(2016/08/26 発売)
レーベル名 | :Opus Arte |
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カタログ番号 | :OACD9040D |
マグダレンカレッジとオックスフォード英国王立音楽院で学んだ、英国有数の合唱作曲家マシュー・マーティン(1976-)。彼の作品は著名な…BBCシンガーズ、ウェストミンスター寺院、セントポール大聖堂、チェスター大聖堂などのアンサンブルで頻繁に演奏され、またこれらの団体から新しい作品の委嘱も受けています。作曲家としての仕事に加え、オルガニストとしても活躍する彼は2004年から2010年まではウェストミンスター大聖堂のアシスタント・マスターを務め、またオックスフォード、カンタベリー大聖堂での役職も歴任するなど、その活躍はとどまるところを知りません。このアルバムに収録された宗教作品は、伝統を重んじながらも、モダンな感覚を取り入れた21世紀の宗教曲にふさわしいものばかり。新鮮な感動をお届けいたします。(2015/03/25 発売)
レーベル名 | :Opus Arte |
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カタログ番号 | :OACD9030D |
「May Morning メイ・モーニング」とはオックスフォードで毎年5月1日に開催される恒例のイヴェントのこと。500年以上の歴史を持つこのイヴェントは、午前6時に始まり、モードリン・カレッジ合唱団がモードリン・タワー(鐘楼)の屋上でマドリガーレや5月に関する曲を歌い上げます。そして大勢の人々が合唱を聴くために集まり、祈りを捧げるとともに踊ったりし、イヴェントを心から楽しむことで知られます。2020年は新型コロナ感染症のパンデミックにより、イヴェントはヴァーチャルで開催されましたが、2021年は5月1日の前の週に秘密裏に開催。実際の聴衆こそ不在だったものの、このモードリン・タワーでの演奏はオンラインで披露され喝采を浴びました。このアルバムは、メイ・モーニングで歌われる曲を収録した1枚。カレッジの時計台の鐘の音を冒頭と最後に置き、伝統的な曲から現代の曲まで、さまざまな音楽が集められており、聴き手も長い伝統を体感することができます。(2022/04/29 発売)
レーベル名 | :Opus Arte |
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カタログ番号 | :OACD9049D |