ショウ, カリー・ヘンネマン
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ミシェル・ピニョレ・ド・モンテクレール(1667-1737)はバロック期のパリで活躍した音楽家。貧しい家庭に育ったとされていますが、その生涯はほとんど知られておらず、肖像画も存在していません。9歳の時にラングル大聖堂の合唱団員となり、その後バス・ド・ヴィオロン(チェロとコントラバスの中間の楽器、チェロの前身)奏者として名を上げ、20歳の頃にはパリでバス・ド・ヴィオロン奏者として演奏活動を行っていました。その後イタリアに行き、フランソワ・クープランの2人の娘たちの教師を務め、イタリアの音楽様式を研究しながら、多くの作品を書き残しています。このアルバムには、モンテクレールの初期の現存する出版された作品の一部を収録。『厳粛なアリアと酒の歌』シリーズから3作品と、1720年頃に独奏楽器としての役割が増大したとされるフルートを用いた協奏曲など、18世紀初頭のフランス音楽を楽しむことができます。演奏はフランス・バロック期作品を得意とするアンサンブル「レ・オーディネーレ」。まろやかな響きが魅力的です。また、トラヴェルソを演奏するレーラ・ブライトハウプトはクイケンが指揮する「Colorful Telemann」(8.573900/国内盤NYCX-10154)でもソリストを務める実力派。(2020/08/28 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573932 |