アーダー=ウォルター, パトリック
Search results:2 件 見つかりました。
シリア・ペトリドウは1945年、キプロス生まれの作曲家。11歳の時に地元の劇場でモーツァルトの協奏曲を演奏してピアニスト・デビューを飾り、その後ウィーンやロンドンで学びピアニストとして活躍しましたが、2002年に大手術を余儀なくされ、ピアニストの道をあきらめ作曲家に転身しています。ペトリドウ家はトルコ侵略によるキプロスの南北分断により故郷を奪われており、その悲しみと、ギリシャ正教の典礼や古代ギリシャ文学が彼女の音楽に色濃く反映されています。CD1のAsmataは古代ギリシャの女流詩人、テゲアのアニュテー(Anyte)にインスパイアされて作曲された歌曲集で、二人のソプラノによって歌われます。CD2はギリシャ語の典礼文に曲をつけたもので、一部エミリー・ディキンソンの詩の引用も含まれますが、ギリシャ音楽の伝統を崩さないよう作曲されており、こちらは小さな声楽アンサンブルによって歌われます。(2020/01/17 発売)
レーベル名 | :Divine Art |
---|---|
カタログ番号 | :DDA21233 |
いくつかの器楽曲の録音だけで辛うじてその名を知られているボワモルティエ、実は18世紀フランスでは稼ぎの良い流行作家でした。初演後二百年近く埋もれ20世紀後半によみがえった幻の傑作がこの作品です。名技性が要求される上に流行作家らしい直接的な感情表現の楽しさが魅力で、復権著しい声楽付きフランス・バロック音楽の中でも特に注目すべき作品の一つです。日本人が登場するのも我々には必聴モノ。唯一の全世界発売盤がこの価格で実現するのはナクソスだけです。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.553647 |