ミールズ, ドロテー
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ヴィオラ・ダ・ガンバの名手として知られたカール・フリードリヒ・アーベルは、1748年J.S.バッハの推薦でヨハン・アドルフ・ハッセの宮廷楽団に入団、ここに10年間在籍したと言われます。そしてそのアーベルの友人が未完の長編小説「紳士トリストラム・シャンディの生涯と意見」の作者として知られる作家ローレンス・スターン(1713-1768)です。スターンは巧みにガンバを弾き、またアーベル作品の良き聴き手でもありました。スターンは繰り返し、アーベルを優れたガンバ奏者として人々に紹介していたということです。このアルバムはそんなアーベルの室内楽曲を中心に、ソプラノのためのアリアを1曲と、ハッセのアリアを1曲収録、2曲のアリアを歌うのは古楽界を代表する歌姫ドロテー・ミールズという素晴らしい1枚となっています。シモーネ・エッケルトの見事なガンバに耳を奪われます。(2016/02/24 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777911-2 |
16世紀ドイツのリュート奏者・作曲家、ゼバスティアン・オクゼンクンが編纂した「リュートのためのタブラチュア集」は、ラテン語のモテット、ドイツ語の詩篇と歌、イタリアとフランスの曲を含む当時最先端の音楽をリュート独奏用に編曲して1558年に出版されました。ジョスカン・デ・プレを筆頭にニコラ・ゴンベールやイオアネス(ヨハネス)・ムートンなど、当時の宮廷で流行した音楽をうかがい知ることができます。オクゼンクンはプファルツ選帝侯のオットー・ハインリヒお抱えのリュート奏者。当時のリュート用編曲(インタブレーション)は、多声音楽を2声か3声に編曲するのが通常でしたが、リュート奏者のアーレントと歌手のクリストフ・ブルメスターはオクゼンクンのアレンジが声のパートを付け加えるのに向いていると考え、独自に歌のパートを加えています。ここではドロテー・ミールズとヤン・コボウによる優れた歌唱を聴くことができます。(2022/01/14 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555267-2 |
以前、リュリの歌劇「テゼ」「プシュケ」がグラミー賞にノミネートされるなど、リリースするアルバムのどれもが注目されているオデットとスタッブス。今作はシャルパンティエの2つの歌劇作品を取り上げました。シャルパンティエ(1643-1704)は現在、宗教曲の作曲家として論じられることが多いのですが、いくつかの歌劇、劇音楽も残しています。リュリと同時代でありながらも、その作風は違いがあり、時として野心的なアリアや象徴的なフレーズが現れるなど、なかなか面白いものとなっています。演奏は若い歌手たちによって行われており、活気ある素晴らしい音楽を楽しむことができるでしょう。(2014/04/23 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777876-2 |
地味な物にこそ宝が潜んでいる。そしてそれを発見した貴方は幸せです。「室内カンタータ」と聞いただけで地味っぽいからといって敬遠したりしないで下さい。ミールズとコボウ、美女とイケメンの声に酔えるだけでなく、音楽が凄い!時にヘンデルのオペラ・アリア、時にバッハの受難曲、時にテレマンのカンタータと、くるくると表情を変え、それぞれの大家に匹敵する内容の充実ぶり。貴方が「シュテルツェルって知ってる?」と知ったかぶりしたくなるのは当然です。(2002/09/01 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :999814-2 |
バロック期、ドイツで活躍したヨハン・タイレ。ブクステフーデの友人であり、音楽理論家としても知られた作曲家です。生前、彼自身が出版した作品目録には23曲のミサ曲、8曲のマニフィカトなど多くの宗教作品の存在が記されていますが、現在ではほとんどの作品が消失してしまったため、今も研究が進んでいます。このアルバムでは彼の現存する「ソプラノのためのカンタータ」の全てを収録、瞑想的で美しい作品にドロテー・ミールズのバランスの取れた歌唱が深みを与えています。アルバムにはタイレと同時代に活躍した2人の作曲家、ツーバーとフロールの作品を合わせて収録。ツーバーは、タイレがゴットルフの宮廷楽長を務めていた時にヴァイオリンを弾いていた人、フロールは優れたオルガン奏者として知られた人です。(2019/03/15 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555132-2 |