スパノス, ニコラス
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後期バロックの作曲家ニコラ・ポルポラ。声楽教師として活躍し、ロンドン時代はヘンデルのライバルと目され、ウィーン時代にはハイドンを指導したというポルポラの音楽は、華やかな色彩と豊かな楽想に満ちたものです。このアルバムは、1744年にヴェネツィアのオスペダレット教会における聖母被昇天祭の音楽を想定して、現存するポルポラの作品を組み合わせたもの。パンドルフィス・コンソートは当時の楽器を駆使して、現在ではあまり顧みられることのないポルポラの音楽を演奏。ニコラス・スパノスらによる華麗な歌唱と合唱との見事な掛け合いにも注目です。(2025/04/11 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
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カタログ番号 | :Gramola99341 |
4歳の時に父親を失ったテレマンは、牧師の家系に連なる母に育てられました。彼女はテレマンを音楽家にすることについてはあまり熱心ではなく、幼い頃の彼はほとんど音楽教育を受けることはありませんでした。テレマンが独学で楽譜の書き方を習得、12歳でオペラを作曲したほどの才能を見せても、まだ母親はテレマンが音楽の道に進むことに反対し、ついに彼は「音楽から離れること」を目的にドイツの地方都市ツェラーフェルトに追いやられてしまいます。しかし、ここでも音楽をやめることはなく、その後、母の意向に沿い大学の法学部に行ってからも、より一層音楽の道に邁進、ついにはポーランドのプロムニッツ伯爵の宮廷学長になるなど、音楽家としての道を歩み始めました。そしてポーランドからアイゼナハへ、そしてフランクフルトへ移るとともに、彼の地位も向上。最終的にはハンブルク市の音楽監督という栄誉を獲得。その後もパリやバイロイト、ロシアからも赴任の要請を受けるなどあらゆる地域から招聘を受け、生涯に3000作以上もの作品を書きあげるなど、偉大な音楽家へと成長しました。このアルバムでは生涯さまざまな都市を巡ったテレマンの生き方と、人の心を動かす音楽、この2つの意味をタイトル=「Moving」に据え、彼の声楽曲と多彩な器楽曲を聴いていきます。(2020/04/17 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
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カタログ番号 | :Gramola99215 |