ランズ, レスリー
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19世紀後半、興行師リチャード・ドイリー・カートは、ロンドンのサヴォイ劇場を本拠に、作詞家ギルバートと作曲家サリヴァンのコンビによるオペレッタを次々と上演、大当たりをとりました。1878年に初演された《軍艦ピナフォア》はこのコンビによる傑作群の最初期のひとつです。リチャードの死後もかれの名を冠した歌劇団は、このコンビの作品の著作権を1950年代まで独占、その後も上演を続けています。かれらによる《軍艦ピナフォア》はこの48年録音ですでに3回目となっていました。なお原題の「H.M.S.」とは、イギリスの軍艦につけられるものです。(山崎浩太郎)(2001/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110175 |
19世紀後半のヨーロッパ各国の大都市では、市民消費社会の勃興と歩調をあわせて「都市の顔」というべきオペレッタ作曲家たちが出現しました。パリにはオッフェンバック、ウィーンにはシュトラウス二世。そしてロンドンに活躍したのが、作曲家サリヴァンと作詞家ギルバートの名コンビです。彼らの作品は興行師リチャード・ドイリー・カートの歌劇団によって長年上演され、「サヴォイ・オペラ」と呼ばれて愛されてきました。このCDは、SPからLPに移る転換期にイギリス・デッカが録音した「サヴォイ・オペラ」シリーズからの覆刻です。(山崎浩太郎)(2002/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110196-97 |
1幕ものの「陪審裁判」で初のコンビを組み、大ヒットを飛ばしたギルバート&サリヴァン。次には本格的な2幕ものをということで取り掛かったのが、イギリス版「愛の万能薬」が使われる「魔法使い」でした。本家ドニゼッティの妙薬は偽者でしたが、この万能薬は本物。薬を飲んで目覚めたときに最初に目に入った人を好きになるというから、村人たちの間に、珍カップルが続出してしまいます。本来愛し合うべきカップルが仲を引き裂かれ大騒ぎ。さてこの結末は?前半の村人たちの気取った恋愛感が、薬をきっかけに本性がむき出しにされるという、まことにアイロニーにとんだ作品です。(2005/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110785-86 |