フリステンコ, スタニスラフ
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オーストリアのチェコ系家庭に生まれ、ウィーンでシュレーカーに師事、ナチスによって退廃音楽の烙印を押され亡命、アメリカで活躍したクシェネク(1900-1991) 。一時期は忘れられていたものの、20世紀後半からオペラや交響曲、管弦楽曲などの作品が見直されています。クシェネクのピアノ曲を紹介するこのシリーズ第2集では、彼の職人技とも言える精緻な作曲技法と、豊かな想像力、ユーモアが活かされた作品が収録されています。バッハのカンタータ「我は信ず」に基づくとされる初期の「トッカータとシャコンヌOp.13」は、評論家や音楽学者をひっかける冗談のような目的で書かれた曲が、壮大な対位法によるエッセイのように発展していきます。『3つの組曲』では、バロックと現代の舞曲が扱われ、クシェネクの自由気ままな興味が示されます。悲し気な「ソナタ第5番」はアメリカ亡命時代に書かれたもの。締めくくりの『6つのフェルメッセン』は、即興的かつ万華鏡のような雰囲気を持つ、モダニズムとフリージャズが出会ったような小品集です。第1集(TOCC-298)に続き、ウクライナ出身、アメリカ系のピアニスト、フリステンコによる演奏です。 (2020/07/17 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0399 |
1964年4月10日、かのグレン・グールドがロサンゼルスで最後のコンサートを開催した時、そのプログラムには、彼が敬愛するJ.S.バッハの作品とともに、クジェネクのソナタ第3番が含まれていました。4楽章からなるこの曲は1943年に作曲され、 ( 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC422 |
( 発売)
レーベル名 | :第1楽章は伝統的なソナタ形式、第2楽章は主題と変奏で、第3楽章にスケルツォ、第4楽章に悲しげなアダージョが置かれるというピアニスティックなもの。極端にレパートリーを選ぶグールドの美意識に叶ったというだけでも、後世に名を残すべき重要な曲と言えるでしょう。他にもジャズ・テイストあり、ウィンナ・ワルツ風の曲あり・・・など様々な作風による6つの作品が収録されています。ウクライナに生まれ、セルゲイ・ババヤンに師事したピアニスト、フリステンコの演奏です。 |
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カタログ番号 | : |
1 ( 発売)
レーベル名 | : |
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カタログ番号 | :2012.08.22 |
ウクライナで生まれ、モスクワのチャイコフスキー音楽院で学んだピアニスト、スタニスラフ・フリステンコのデビュー・アルバムです。彼は11歳で初のソロ・リサイタルを開催、以降、数多くのコンサートで聴衆を魅了し続けています。とりわけ、カーネギー・ホールでのコンサートの模様は、ワシントン・ポスト紙で「広いダイナミックレンジと成熟した完成、そして力強い指」と評価されています。コンクールの受賞歴は25以上を数え、2013年のブリュッセルでのエリザベート王妃コンクールで4位、第59回マリア・カナルス国際コンクールで優勝など着々と経験を積み上げています。大きな体から繰り出されるパワフルな音楽と、意外なほどに繊細な抒情性。このミスマッチが心に残る逸材、これがSteinwayレーベル、デビュー・アルバムとなります。(2014/06/25 発売)
レーベル名 | :Steinway and Sons |
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カタログ番号 | :Steinway30032 |
カタルーニャのウロトに生まれたアントニオ・ソレール(1729-1783)は、6歳でオルガンと作曲の勉強をはじめ、モンセラート修道院の聖歌隊員に加わります。わずか15歳でセオ・デ・ウルゲル大聖堂のオルガニストと副助祭に任命されるほどの才能を持ち、その後は23歳で叙階を受け聖職者となり、亡くなるまでの31年間はずっと禁欲的な生活を送った人です。彼のソナタはスカルラッティの影響が感じられるとともに、18世紀ウィーンの音楽スタイルも反映されていて、時にはハイドンを思わせるエレガントで装飾的なフレーズに彩られた表情豊かな音楽です。演奏しているフリステンコは2013年に開催された第59回マリア・カナルス国際コンクールのピアノ部門の優勝者。ウクライナで生まれ、11歳で初のソロ・リサイタルを開催、世界中のメディアで賞賛される期待の若手ピアニストです。これまではクシェネクなどの後期ロマン派の作品の録音が中心でしたが、このソレールは新たな可能性を感じさせるすっきりとした演奏が魅力です。(2016/12/21 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573564 |
ウクライナのヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、フリテンコによるプロコフィエフの2つのピアノ曲集。「ロメオとジュリエット」は華麗なオーケストラ作品である原曲をプロコフィエフ自身がピアノ独奏用に編曲したヴァージョンで、バレエの初演1年前の1937年に初演されています。オーケストラ版の楽しさが余すことなくピアノに移し変えられており、独立したピアノ曲としても親しまれています。もう1曲の「10の小品」Op.12はペテルブルク音楽院在学中の1906~1913年に作曲した小品集。1913年にプロコフィエフ自身が編纂したユニークな作品です。様々な形式の曲が並べられており、実験的な要素も感じられます。冴えわたるフリステンコの超絶技巧が聴きどころです。(2019/12/13 発売)
レーベル名 | :Steinway and Sons |
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カタログ番号 | :Steinway30114 |