リー・ユジョン
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韓国のみならず世界中で注目を浴びている若き女性チェリスト、ユジョン・イのプロコフィエフ(1891-1953)。彼女の暖かい音色と驚異的な音楽性、そして大胆なパフォーマンスは全ての聴衆の心を鷲掴みすること間違いありません。9歳でチェロを始めた彼女ですが、瞬く間に才能を発揮し、通常なら15歳から入学を認められるパリ国立高等音楽を始め、ブリュッセル王立音楽院を経て、ジュリアード音楽院に留学し、ジュヌヴィエーヴ・ハステッド奨学金を授与されました。13歳で韓国デビューしてからは、世界中でリサイタルを行うなど活発に活動しています。このプロコフィエフの協奏曲は、1938年に初演された第1番の協奏曲を、名手ロストロポーヴィチの提言で1951年から1952年にかけて改訂したもの。もともと不評だった作品(演奏が難しすぎたと言われる)ものを作り替えたとはいえ、全く違う作品となり、またオーケストラ部分の色彩が豊かになるなど、大規模で堂々とした曲に仕上がっています。これを聴いてショスタコーヴィチもチェロ協奏曲の作曲を決意したと言われています。カップリングの「ロメオとジュリエット」も含め、指揮者のクルムベックの手腕も聴きどころです。(2012/10/24 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM171 |