チェコ・フィルハーモニー弦楽四重奏団
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ヤロスラフ・クルチェクは、プラハ音楽院で作曲を学んだ後、CDレーベル「Supraphon」の音楽ディレクターを務め、プラハの放送局で働くなど現代チェコ音楽界を牽引する人物の一人として知られています。このアルバムには最近作曲された4曲の弦楽四重奏曲を収録。チェコ・フィルハーモニー弦楽四重奏団の依頼に応え2017年に書かれた第1番は、第3楽章に民謡風の素材がふんだんに用いられた耳なじみの良い作品。この曲が好評を得たため、クルチェクは続く3曲を相次いで書き上げています。前衛的な響きを用いながらも、緩急のテンポが交錯し、対話を繰り広げる“ヤナーチェク風の旋律”が時折顔を見せる第4番がとりわけ独創的です。(2020/06/19 発売)
レーベル名 | :ArcoDiva |
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カタログ番号 | :UP0214 |
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団のソリストたちによって結成された弦楽四重奏団「チェコ・フィルハーモニー弦楽四重奏団」が演奏するヤナーチェク。彼らが選んだ作品は、モラヴィア民謡が効果的に使われた「草陰の小径にて」と、ヤナーチェク最後のピアノ作品「霧の中」を弦楽四重奏版に編曲したもの。夭逝した娘オルガのための追悼音楽である「草陰の小径」、晩年の不安な心情が反映された「霧の中」、どちらも拍子や速度があいまいに設定された移ろいやすい気分を持つ、ヤナーチェクらしい作品ですが、弦楽四重奏で演奏することにより、原曲のピアノ版よりも更に神秘的な色合いが濃く打ち出された興味深い表現を楽しめます。(2019/02/15 発売)
レーベル名 | :ArcoDiva |
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カタログ番号 | :UP0199 |