Bassenz, Hrachuhi
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ここ数年のジモン・マイール(1763-1845)復興の陰には、指揮者フランツ・ハウクの活躍に負うところが大きいことは言うまでもありません。この「イェフタの犠牲」もそんな作品の一つであり、このアルバムが世界初録音となります。この作品は作品年などの詳細は不明でありながらも、完全稿とは言えない程度の自筆譜が存在するため、数多くの人々が復元に力を注いでいて、研究もかなり進んでいるものです。序曲こそ明るく軽快ですが、内容はとても深刻であり、聖書の「エフタの悲劇」(ギレアドの指導官エフタは、戦いに勝利するために神と約束をする…勝利して帰宅した時に最初に出迎えたものを生贄にする…悲しきことに、彼を出迎えたのは一人娘のセリアであった)を丁寧に描いています。オラトリオとされていますが、まるでオペラのように、各々の登場人物の心理が描写されたドラマティックな作品です。(2013/04/24 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572719-20 |