シュトロートホフ, イェルク
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プラハに生まれた作曲家ヴァインベルガー(1896-1967)の管弦楽のための作品集。彼は、ドイツのライプツィヒ音楽院でマックス・レーガーに作曲を師事し、1927年には歌劇"バグパイプ吹きシュヴァンダ"でセンセーショナルな成功を収めます。第二次世界大戦中にナチスの迫害に遭ったため、アメリカ合衆国に亡命を余儀なくされ、戦後、一度チェコに戻ったものの、結局はアメリカに永住。しかし彼の作品は受け入れられることなく、貧困と病のうちに自ら命を絶ってしまった悲しい作曲家です。このアルバムは、1930年代に書かれた作品を収録したもので、素朴なチェコの民謡が生かされた"6つのボヘミアの歌と踊り"と、いかにも後期ロマン派といった重厚な"パッサカリア"の間からは、自らの作風を模索しているヴァインベルガーの姿が垣間見えるようです。(2016/06/29 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C5272 |
19世紀から20世紀、2つの世紀に渡るブラジルの合唱作品種です。スペインの植民地であったブラジルとポルトガルでは、言うまでもなく音楽のルーツもスペインにあります。しかし、この地で様々な人々によって磨かれていくうちに、独自の発展を遂げ、静謐な中にも情熱的な感情が盛り込まれた見事な作品が数多く生まれました。ここに名が挙がった作曲家の多くは、現在、ほとんど名前も知られていませんが、どの曲も素晴らしく熱いものです。タイトルの「サウダーデ」はポルトガル語で、郷愁、孤独、などの数多くの意味を持つ、心の底に大切にしまっておきたい言葉です。(2012/07/25 発売)
レーベル名 | :Rondeau Production |
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カタログ番号 | :ROP6049 |
偉大なるポーランド=イギリスの作曲家パヌフニク(1914-1991)の作品は、一時期はごくマニアの間のみで愛聴されていましたが、最近になってようやく人工に膾炙されるようになってきたのは、このcpoのシリーズも一役買っているのではないでしょうか。今回の第5集には「交響曲第7番」と「交響曲第8番」の2曲と、1979年作曲の「コンチェルト・フェステォーヴォ」の3曲が収録されています。交響曲第8番はボストン交響楽団創設百周年記念の委嘱作品。小澤征爾の指揮で初演されたことで知られています。交響曲第7番は、1981年に作曲されたものでポーランドの愛国心の象徴とされる「チェンストホヴァの黒い聖母」に捧げられています。(2012/11/21 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777684-2 |