ヘルシンキ大学交響楽団
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エルンスト・ミエルク(1877-1899)はフィンランドの作曲家、ピアニストです。彼は生まれつき虚弱体質でしたが、それでも14歳の時にはベルリンに留学、シュテルン音楽院で学んだ後はブルッフに個人指導を受け、更なる研鑚を積みました。ピアニストとしても才能に恵まれ、また20歳の時には自作の「交響曲ヘ短調」がヘルシンキで初演されるなど、順風満帆な人生が約束されたのです。しかし、それもつかの間、22歳の誕生日の2日前に持病が悪化、その生涯に幕を下ろしたのでした。このアルバムに収録された作品はわずか3年間という短い期間に書かれたものですが、その才能の伸張には驚くものがあります。「フィンランド組曲」での独創的な音楽を聴くにつけ、この人があと50年生きていたらと思わざるを得ないでしょう。(2014/01/22 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0174 |