トリオ・エレジアーク
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アルザスのミュルーズに生まれ、レイハとル・スュールに師事、室内楽と歌曲の分野で活躍した作曲家アンリ・ルベル(1807-1880)。彼のエピソードで最も知られているのは、1849年のショパンの葬儀の際、演奏された「葬送行進曲」を管弦楽版に編曲したことでしょうか。当時はパリ音楽院の和声の教授と、作曲の教授を務め、アカデミー・フランセーズの会員に選出されるなど一定の名声を誇っていましたが、彼が没すると時を同じくして、その作品も忘れられてしまいました。とは言え、このピアノ三重奏曲は叙情性と美しいメロディに溢れており、フランスの「本格的なロマン派」の作品として評価されるべきでしょう。(2016/09/28 発売)
レーベル名 | :Timpani |
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カタログ番号 | :1C1239 |
アルザスのミュルーズに生まれたルベル(1807-1880)。彼はボヘミアの名作曲家レイハに師事し、主に室内楽曲を作曲する傍ら、歌曲の作曲にも熱心でした。1851年にパリ音楽院の和声の教授となり、1862年には作曲の教授も兼任しています。そんな彼、現在では、ショパンの葬儀の際に奏された「葬送行進曲」のオーケストレーションを受け持った人として、わずかに名前が知られるのみですが、やはり実際の音楽を聴いてみると、何とも素晴らしい人であったことがわかるでしょう。確かにメンデルスゾーンやシューマン、ブラームスを思わせる部分もありますが、緻密に書き込まれた音の線から浮かび上がる柔らかく優雅な風景は、ドイツ音楽とはまた違った優しい風情を持っています。(2014/02/05 発売)
レーベル名 | :Timpani |
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カタログ番号 | :1C1205 |