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ビエロウ, アンドレイ

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    シンディング:ヴァイオリン協奏曲第1番 - 第3番/古風な様式の組曲/伝説/ロマンス(ビエロフ)

    最近、人気急上昇のノルウェーの作曲家、シンディング(1856-1941)のヴァイオリンと管弦楽のための作品全集です。自国で絶大なる人気を得たグリーグとは違い、ドイツに留学し、後期ロマン派の影響を強く受け、その作品にも濃厚なロマンの香りが漂う彼の作品は、どちらかというと、ノルウェー以外の国・・・とりわけドイツでの評価が高く(彼自身も生涯のほとんどをドイツで過ごした)、今では却って中途半端さだけが目立ってしまう人ですが、勇壮で流麗な交響曲や、ヴァイオリン曲などが紹介されるに従って、曲の持つ美しさに気が付いた人が多いのかもしれません。若きヴァイオリニスト、ビエロフの情緒豊かな演奏でじっくりお聴きください。(2011/08/10 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777114-2

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    スコリク:ヴァイオリン協奏曲全集 1 - 第1番 - 第4番(ビエロウ/ウクライナ国立響/シレンコ)

    1938年、ウクライナのリヴィヴで生まれたスコリク。第二次世界大戦後、家族とともにシベリアに追放され、この地で音楽を学んだという経験を積み、故郷に戻ってからはカバレフスキーに師事し音楽家として成功、現在では教師としても尊敬される人です。オペラやバレエなどの劇音楽や、パガニーニ:24のカプリースのオーケストラ編で知られています。9曲あるヴァイオリン協奏曲は彼の音楽人生の中でも45年間の長きに渡って作曲されおり、どれもシンコペーションが際立つ、力強く表現的なオーケストラの伴奏の上で、ウクライナの伝承を採り入れた哀愁漂う旋律を歌うヴァイオリンが印象的。時折、とびきり美しい旋律が織り込まれた興味深い作品群です。このアルバムには第1番から第4番までが収録されています。(2020/02/21 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574088

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    スコリク:ヴァイオリン協奏曲全集 2 (ビエロウ/ウクライナ国立響/シレンコ)

    ミロスラフ・スコリク(1938-) はリヴィヴ音楽院を経て、モスクワ音楽院の大学院でカバレフスキーに師事、ウクライナを代表する作曲家および教師の1人として活躍しています。彼の9曲あるヴァイオリン協奏曲は45年間に渡って書かれたもので、第1集(8.574088)に続くこの第2集には2004年から2014年に書かれた5曲を収録。ジャズの要素が強い第5番、瞑想的なテーマで始まり、次第に狂騒的になる第6番、第6番の荒々しさを発展させた第7番、ショパン生誕200年を記念して、ショパン作品から様々な引用が聴かれる第8番、抒情的な主題が劇的に展開する感動的な第9番、どれも単一楽章によるスコリクの作風が端的に示された興味深い作品群です。ヴァイオリニスト、ビエロウは第6番と第9番の初演者であり、スコリク作品の優れた理解者として知られています。(2020/05/22 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574089

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    ブラームス:ワルツ集「愛の歌」(4手ピアノ版)/ドヴォルザーク:スラヴブ舞曲集/スーク:愛の歌(ケトラー/リフシッツ)

    このアルバムは3人の作曲家による「愛とその影響について」のモノローグ集です。親しい友人である4人の音楽家…ピアニストのケトラーとリフシッツ、ヴァイオリニストのビエロフ、ヴィオラのポポヴィチは、これらの音楽から親密でロマンティックな情景を紡ぎ出し、聴き手に心地よさと暖かい雰囲気を届けます。生涯独身を貫いたブラームスが創った「愛の歌」は、もともとは四重奏曲として書かれたものをピアノ連弾に編曲。選ばれた歌詞には、無骨さと真面目さ、そして多少の皮肉も込められていますが、この連弾版は歌詞がないだけあって、牧歌的な懐かしさと美しさが強調された親密な音楽となっています。ドヴォルザークの作品は、個人的な愛だけではなく、大いなる自然への賛美です。スクの作品はまさに恍惚と欲望に彩られていますが、やはり根底にあるのは自然への崇敬でしょう。(2012/11/21 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM175

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    ペヤチェヴィチ:ピアノ三重奏曲 Op. 29/チェロ・ソナタ Op. 35 (ビエロフ/ポルテラ/トリンドル)

    交響曲嬰へ短調(777418-2)で、堂々たる「センター入り」を飾ったクロアチア出身の作曲家、ペヤチェヴィチ(1885-1923)。今作は彼女の本領発揮とも言える室内楽作品集です。彼女の全室内楽作品の内訳は、2 つの弦楽四重奏、ピアノ四重奏、ピアノ五重奏、2 つのヴァイオリン・ソナタ、チェロ・ソナタ1 曲、そして2 つのピアノ三重奏曲です。とりわけピアノへの偏愛が感じられ、管楽器の作品は一つもありません。ピアノ三重奏曲Op.29 は、すでに成熟しており、非常に表現力豊かで、端正なテクスチャーを持つ作品です。1913 年に書かれたチェロ・ソナタ(1915 年に改作)は、劇的であり、また堂々とした曲です。これを聴いてしまえば、他の作品の録音も待ち遠しくなるはずです。(2011/08/10 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777419-2

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    ペヤチェヴィッチ:ヴァイオリン・ソナタ集 Op. 26/カンツォネッタ/メヌエット/ロマンス(ビエロフ/トリンドル)

    クロアチアの女性作曲家ペヤチェヴィチ(1885-1923)。cpoレーベルは彼女の作品の復興に力を入れており、このアルバムは室内楽作品集の第3集にあたります。彼女の作品からは後期ロマン派の香りと、先人たちの作品、ドヴォルザークやチャイコフスキーらの面影が感じられ、初めて聴く人にも一抹の懐かしさを抱かせるのです。とりわけヴァイオリン・ソナタニ長調は彼女の作風が完全に確立されたことを示す美しい作品で、その明朗な色調は「春のソナタ」と呼ぶのがふさわしいかもしれません。「スラブ風ソナタ」は民謡風なメロディを素晴らしいインスピレーションに満ちたパッセージで包み込んだ独創的なもの。他の曲も個性的であり親しみやすい曲ばかりです。(2013/12/18 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777420-2

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    レハール:喜歌劇「ジプシーの恋」(ストイコヴィッチ/シェレンベルガー/北ドイツ放送合唱団/北ドイツ放送フィル/ベールマン)

    (2005/06/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999842-2