モニハン, ディアドラ
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現在、カンタータというと主に合唱作品のことを指すことが多いのですが、17世紀後半から18世紀前半のイタリアでは、レチタティーヴィとアリアからなる独唱と通奏低音のための歌曲のことを指し、オペラのアリアのような自由度を持たせることをせず、人間の魂や肉体を擬人化して描くことで、独特の世界観を表す作品として知られていました。ヴィヴァルディ(1678-1741)はこのスタイルの作品を40曲ほど書いたとされ、そのどれもが表情豊かな声部と充実した器楽パートを持っています。声はまるでヴァイオリンのように自由に扱われ、ヴァイオリンも声のように歌い、これらは時にはスリリングに、また時には繊細に歌い交わすことで聴き手を強く魅了します。もちろん要求される技術は非常に高く、歌手にはベルカント時代のコロラトゥーラとはまた違ったテクニックが求められます。ここではモニハンの目の覚めるような歌唱をお聞きください。(2014/02/19 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573003 |