ラフマニノフ, セルゲイ(1873-1943)
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1917年、十月革命を逃れるために全てを捨ててアメリカに渡ったラフマニノフは、すぐに新しい生活のために資金を調達するコンサートを始めました。それを知ったトーマス・エジソンは彼を出来上がったばかりのレコーディング・スタジオに誘い、多くの録音を行いました。しばらくは良い関係を作っていたラフマニノフとエジソンレコード社でしたが、そのうち、ラフマニノフが承認しなかった録音が発売されてしまったことが原因で関係が決裂、以降、ラフマニノフはビクタートーキングマシンへ移ることとなりました。このアルバムではエジソンレコード社への最後の録音と、ビクタートーキングマシンへの初期の録音を聴くことができます。(2018/07/27 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111408 |
珍しいテイクを含むラフマニノフの ピアノ・ソロ録音集。この第6集では、トーマス・エジソンとの契約終了後、ビクター・トークングマシンへ移籍してからの録音が収録されています。ビクターは、このスター・ピアニストの録音に熱心に取り組み、数多くの演奏を記録しており、ここでは、彼の自作だけではなく、ショパンやモシュコフスキーなどのアンコール・ピースや、シロティが編曲したサン=サーンスの「白鳥」のテスト・プレス、そして1924年当時、最高の技術を用いて録音されたストコフスキーとの「ピアノ協奏曲第2番」の第1楽章のこれまでに公開されなかったテイクを聴くことができます。(2020/04/10 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111413 |
雄大なピアノ協奏曲などのイメージからすると、ラフマニノフはさぞバリバリピアノを弾いていたに違いない・・・と思ってしまいがちですが、このような録音を聴くと、実は彼はとてもナイーヴでロマンティックな演奏をしていた事がよくわかります(もちろんテクニックは恐ろしいほどに正確で寸分の狂いもありません)。例えば、あの有名な夜想曲を聴いてみてください。絶妙なテンポの揺れとカンタービレ。これこそ「心からの黄金の響きの秘密を持っている」とA.ルービンシュタインに言わしめた名演です。(2009/05/27 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.112020 |
演奏と作曲、指揮などの音楽活動を同時に行った19世紀の型の音楽家としては、ラフマニノフは最後の存在でした。ピアノ曲、室内楽、交響曲、オペラと多岐に渡る作品の中、やはり自身が素晴らしいピアニストであったことからも、協奏曲は卓越したピアニズムと秀逸のオーケストレイションの絡み合いが絶妙で、ロマン派協奏曲の金字塔として燦然と輝いています。モスクワ音楽院時代、若干17歳のときに書かれ、その後改訂されたロシアの薫風あふれる第1番、現代的な響きを垣間見せる第4番、そして琴線振るわせる抒情に満ちた第18変奏が有名なパガニーニの主題による狂詩曲。ラフマニノフの協奏曲の完結盤です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110602 |
ロマン派のピアノ協奏曲の頂点として、燦然と輝くラフマニノフの第3番。その技巧的難渋さもさることながら、長大な楽曲を構築しつつ、各部分を歌わせるというのが最大の課題。それを解いた最初の人間は、ほかならぬ作曲者自身でした。ホフマンにならび、当時世界至高のピアニストと目されていたラフマニノフ。彼自身が演奏不可能とも思えるこの協奏曲を、やすやすと解きほぐし、危なげのない堂々たる演奏を聞かせたのでした。2楽章の甘美なメロディーで有名な第2番も、過剰な感傷におぼれることなく、それでいて貴族的な優雅さに満たされた、暖かな演奏。ラフマニノフの至芸が聞ける、ゴージャスなカップリングです。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110601 |