エケトープ, トーレ
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【欧州古楽界の最前線をゆくバーゼルの俊才たちが刻んだ、ドイツ・バロックの傑作】シュッツの代表作のひとつ『音楽による葬送』を軸として、初期ドイツ・バロックの多声作品を集めたArcanaならではのプログラム。バーゼル・スコラ・カントルム出身の精鋭が集うヴォーチェス・スアーヴェスによるアルバムです。『音楽による葬送』は1636年、ザクセン選帝侯宮廷の音楽監督としてキャリアを重ねていたシュッツが手がけた、ドイツ語の声楽曲。彼の故郷ケストリッツの領主で、生涯親交のあった人文主義者ハインリヒ・ロイスに捧げられたこの傑作は、ブラームスの『ドイツ・レクィエム』の先駆としても早くから注目されてきました。ヴォーチェス・スアーヴェスはこれを17世紀ドイツ語圏の音楽の中に改めて置くことで、新旧世代の間でのシュッツの音楽の特性を浮き彫りにしてゆきます。世紀初頭のシャインから数十年後のローゼンミュラーまで、「バッハ以前」のドイツ宗教音楽の充実が「葬送」というテーマの中でありありと実感される選曲と言えるでしょう。歌手それぞれが音楽の構成をよく踏まえて声を重ねてゆくことで充実した響きが生まれており、音楽学的知見を紐解いた解説とともに、その作品美を堪能する「欧州古楽最前線」を聴く一枚です。(2021/02/12 発売)
レーベル名 | :Arcana |
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カタログ番号 | :A483 |
作曲家デュパール(1667-1740)はフランス出身のチェンバロ奏者、ヴァイオリニスト、作曲家です。彼の生涯についてはあまり詳しいことはわかっていませんが、恐らくパリで生まれ、本当の名前はフランソワであっただろうとされています。1702年もしくは1703年にロンドンに渡り、この地に定住し、この地のドルリー・レーンで活躍したようです。その後も幾許かの活動をしましたが、最終的には教師として後進の指導に力を注ぎました。彼の作品の中で最も知名度が高いのが「クラヴサンのための組曲」で、これはバッハの「イギリス組曲」に影響を与えたとされています。このアルバムでは彼の代表的な作品を選び、リコーダーのコリーナ・マルティを中心としたアンサンブルがこれらを生き生きと演奏しています。しっとりとした美しい響きをお楽しみください。 (2015/01/28 発売)
レーベル名 | :Carpe Diem |
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カタログ番号 | :CD-16303 |