シルバースタイン, マイロン
Search results:2 件 見つかりました。
20世紀アメリカの作曲家ポール・クレストン(本名ジュゼッペ・グットヴェッジョ)。イタリア系移民の家庭に生まれ、オルガニストとして活躍しながら作曲を身に着けた彼は、ヘンリー・カウエルに認められて作曲家としてデビュー。ピアニストとしても才能を発揮しました。このアルバムに収録された「Three Narratives 3つの物語」はフランツ・リストの作品を現代的にしたような妙技を要するコンサートピースと言える作品です。「Rhythmicon」はさまざまなリズムが用いられた小品集。10巻全123曲で構成されており、シリーズが進むにつれて演奏も至難になっていきます。ここでは第7集から第10集までを聴くことができ、讃美歌風の静かな曲からバルトーク風のエネルギッシュな曲、ジャズ風の楽しい曲まで25曲を楽しめます。これらを演奏するマイロン・シルバースタインは20世紀半ばの作品をとりわけ愛するピアニスト。なかでもパーシケッティ作品の録音で高く評価されています。(2023/06/16 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
---|---|
カタログ番号 | :TOCC0674 |
ノーマン・ロイド(1909-1980)とピーター・メニン(1922-1983)。この2人の作曲家はどちらもペンシルバニア州で生まれ、2人とも、1947年から1958年までは、ジュリアード音楽院で教えるなど後進の指導に熱心にあたったことでも知られています。ロイドは、当時ジュリアード音楽院の校長であったウィリアム・シューマンとともに、アメリカの音楽教育に革命をもたらすほどのプログラムを開発したことでも知られますが、彼自身はモダンダンスに魅入られ、その分野を極めていくことになります。彼は「自分は作曲家である」とは考えていなかったようで、その作品のほとんどは未発表であり、演奏されることもあまりありません。小学生のピアノレッスンのために書かれた「記憶の中の3つの情景」を始めとした、ウィットに富んだ現代的な曲は、幅広い層に受け入れられるに違いありません。もう一人の作曲家メニンは、ウィリアム・シューマンの後を継いでそのままジュリアード音楽院の校長に就任。亡くなる直前までその職にありました。作風は若干晦渋ですが、決してわかりにくいものではありません。(2014/06/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.559767 |