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ロールダ, ティース

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    アンタイル/オーリック/ブレヴィル:フルートとピアノのための作品集(ロールダ/ソッコルシ)

    1918年にジャン・コクトーが発表した評論「雄鶏とアルルカン」。これまで流行していたワーグナーやドビュッシーの色彩豊かな音楽を「アルルカン」に例え、シンプルなサティの音楽を「雄鶏」と呼び、装飾をそぎ落とした音楽を擁護するコクトーの意見は、第一次世界大戦後の荒廃したパリに新しい音楽美学をもたらしました。ちょうど同じ頃、目覚ましい発展を遂げていた木管楽器(特にフルート)のために、この美学に基づいた軽妙でシンプルな作品が多く作曲され、これらは現在でも奏者たちの大切なレパートリーになっています。このアルバムでは世界初録音を含む、多彩な作品を収録。プーランクやオーリックをはじめ、タンスマンやハルシャーニーなど、当時フランスで活動していた他国の作曲家たちまでが、この美学に影響を受けていたことがよくわかります。(2019/06/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.579045

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    ヴィドール:木管楽器のための作品全集(ロールダ/オグリンチュク/パテイ/ソッコルシ)

    若い頃からオルガン演奏に非凡な才能を見せていたヴィドール。彼に様々なオルガンの知識を与えた製作者カヴァイエ=コルの尽力で、わずか25歳でサン・シュルピス教会の終身オルガニストに就任、その後もカヴァイエ=コルとは親しい交際を続け、多くの音楽家とも親交を結び、ほぼ75年に渡る音楽生活で、当時フランスではほとんど顧みられることのなかったオルガンの地位を引き上げることに成功しました。そのため、現在ではオルガン作品ばかりが知られるヴィドールですが、カヴァイエ=コルのサロンで演奏された室内楽は熱狂的な歓迎を受けました。どの曲もブラームスを思わせるシンプルで明晰な旋律が特徴的ですが、突然の転調に耳を奪われたりと、数多くの工夫が凝らされています。/(2017/09/29 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573764

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    カルク=エーレルト:フルート作品全集 1-2 (ロールダ/ツヴェレリ)

    ライプツィヒ音楽院でザロモン・ヤーダスゾーンとカール・ライネッケに師事、教師として後進の指導にあたりながら、その作品をグリーグに認められたことで、職業音楽家として活動することを決意したという作曲家カルク=エラート(1877-1933)。現在彼の名前は決して「良く知られている」わけではありませんが、この独自な作風、とりわけ半音階的な書法は、まさしく一聴の価値あるものです。彼はオルガンやハルモニウムの音を好み、これらの楽器のために書いた作品はメシアンにも影響を与えています。この2枚組は、そんなエラートの知られざる「フルートのための作品」を全て収録したもの。実はエラート、フルートのために、もっと多くの作品を書いたのですが、そのほとんどは失われてしまったとのことで、何とも残念な話です。どれも幻想的で魅惑的な音楽であり、とりわけ「30のカプリース」はフルートを愛する人ならば、ぜひ聴いてほしい重要な作品です。(2014/06/25 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573269-70