スペクトラル四重奏団
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目がくらむような光と、深い暗闇。この境界を取り巻くかすかな光の輪。ここがエニグマが住んでいるという空間です。このアルバムは作曲家アンナ・ソルヴァルドスドッティルと、グラミー賞に3回ノミネートされたスペクトラル四重奏団の数年にわたるコラボレーションから生まれた1枚。悲痛な響きを奏でるコード進行によるゆったりとした動きの中に、弦の特殊奏法によるさまざまな摩擦音やクリック音などが出現するこの作品は、無限で広大な宇宙と人間の関係についての深い瞑想に誘うかのようです。(2021/11/12 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
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カタログ番号 | :DSL-92250 |
このアルバムの解説に「"シリアス・ビジネス"は面白いアルバムではありません」と書いてありますが、これをそのまま鵜呑みにするわけにもいかないでしょう。これらの曲が周到に集められた意図を読み取ることはとても難しいのですが、とりあえずは色々な視点から眺めた(彼らによる)音楽というものを楽しんでみるほかありません。各々の作品のタイトルも随分思わせぶりですが、これもどうも聴き手を混乱させて楽しんでいるような雰囲気です。最も耳触りのよいハイドンの弦楽四重奏曲も「冗談」というのも出来すぎています。あまりにもよい音で収録されているのも・・・これも何かの冗談なのかもしれませんね。スペクトラル弦楽四重奏団の演奏は恐ろしいほどに正確で精緻です。時折聞こえる歌声ももちろん彼らのものです。(2016/02/24 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
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カタログ番号 | :DSL-92198 |