コーエン, ハリエット(1895-1967)
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腕ききの作曲家たちがフル・オーケストラをゴージャスに用いて、腕によりをかけて書き上げた往年の映画音楽から選りすぐったアルバムです。スリルとサスペンス、喜びと絶望、底なしの甘さとスペクタクルな盛り上がりが交差する分厚いサウンドは、一度はまりだしたらもう止まりません。なかでも、アディンセルが映画「危険な月光」のために書いた<ワルソー・コンチェルト>は、リスト弾きとして名高いルイス・ケントナーのインパクトあふれる名演により、爆発的な人気をよびました。ブリスによる壮麗な「来るべき世界」、ディズニーの傑作「バンビ」、ローザによる話題作「白い恐怖」など、いずれ劣らぬ名品がぎっしりと詰まった1枚です。(2002/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120597 |
ロマン派以降の作曲家・ピアニスト達の多くがバッハの作品をピアノ用に編曲しましたが、一言で「ピアノのための編曲」と言っても、基本的に単音のヴァイオリン曲に独自の和声による色彩を加えたり(ラフマニノフ編曲)、オルガンの足鍵盤の重厚な低音の効果がピアノでも発揮できるようにしたり(リスト、ブゾーニ編曲など)と、千差万別です。特殊なところでは、オルガンのオクターヴ・カプラーと同じ役割を持つ「カプラー・ペダル」の付いた特注のピアノ用に編曲された、タウジッヒ~ムーアの編曲でしょう。ピアノを極めた名人達の、ピアニズムの肖像群とも言うべき一枚。ルービンシュタインがホロヴィッツと異なる版を弾いているのも、必聴です。(2001/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110658 |
リスト、ブゾーニ、ゴドフスキー、ラフマニノフと、大バッハの作品を現代ピアノ用に編曲した音楽家たちは枚挙に暇がありません。重音で補完したものから、ピアニスティックなフィギュレーションを華麗に盛り込んだもの、和声を大胆に変更したものと、手法はさまざまであっても、いずれも編曲者の腕の見せ所でもありました。片や演奏するほうも、レジスターの代わりに3本のペダルを駆使して、それらの編曲を現代のピアノの特性を最大限に生かしながら演奏することに挑んだのでした。このCDは、高名なピアニストのみならずあまり知られていない編曲の達人によるものも含まれており、わけても珍しいペトリ版のBWV.906がトラック4に収録されています。(2007/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111119 |