Home > CD & DVD > Artists

 CD & DVD/BD



ハラー, マグダレーネ

Search results:7 件 見つかりました。

  • 詳細

    カイザー:歌劇「ポモナ」(ヒルシュ/カペラ・オルランディ・ブレーメン/イーレンフェルト)

    ドイツ、バロック時代の作曲家カイザー(1674-1739)は主に歌劇の作曲家として、ハンブルクを拠点に活躍しました。約100曲の歌劇作品は当時は高い人気を誇ったものの、やがてそのほとんどが忘れられてしまい、20世紀の終わり近くになって、バロック音楽の復興とともにようやく人気が再燃。いくつかの歌劇も蘇演されています。この歌劇を含めた4つの作品はデンマーク王室に捧げられたもので、「神々の長を決めるためのコンテストが行われ、ジュピターが選ばれる」までのお話ですが、ここには素晴らしい音楽と詩があり、当時の聴衆たちの嗜好も伺われる作品です。カペラ・オルランディ・ブレーメンとイーレンフェルトによる颯爽とした演奏は、この忘れられた歌劇に新しい命を与えています。(2014/10/22 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777659-2

  • 詳細

    クリスマスの歴史 - ハインリヒ・シュッツの後のクリスマス・オラトリオ(アンサンブル・ポリハルモニーク)

    17世紀、プロテスタントの教会音楽では、キリストの降誕、受難、復活の物語をルターの聖書の言葉によって語る物語(historia)が生まれ、各地で発展していきました。ドレスデンの教会音楽家ハインリッヒ・シュッツも1623年には早くもこの形式を採り入れ、さまざまな作品を書き上げています。なかでもシュッツ75歳、1660年に作曲された『クリスマス物語』は、聖書の言葉を用いてイエスの降誕を描いたもので、天使、羊飼い、東方の博士たち、祭司長、律法学者、ヘロデ王たちの歌が福音史家(エヴァンゲリスト)のレチタティーヴォによって繋がれていくという幸福感に満ちた内容です。シュッツ自身は、作品の序文に「10曲からなるこの作品(コンチェルト)は、その時に利用できる資料にあわせて誰もが新しい作品として作り替えることができる」と記しており、このアルバムではアンサンブル・ポリハルモニークのメンバーがその言葉に従い、シュッツと、彼の同時代の作曲家の作品を集めて、6部の声楽と、2つのヴァイオリン、オルガン、テオルボ、バロック・ハープなどの通奏低音による新しい『クリスマス物語』を作り上げました。この中には現在ではほぼ耳にする機会のない作曲家たちの作品も含まれていて、当時の演奏に立ち会っているかのような気分を味わえます。(2022/10/28 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555432-2

  • 詳細

    シュッツ:歌劇「ダフネ」(R. ウィルソンによる再構築版)(フンガー/ヴェルネブルク/ポドコシィエルナ/ラ・カペラ・ドゥカーレ/ムジカ・フィアタ/ウィルソン)

    ドイツ音楽史上最初のオペラとされるシュッツの《ダフネ》。1627年4月13日にドイツのトルガウで行われた、ザクセン公女ゾフィー・エレオノーレとヘッセン大公ゲオルク2世の結婚の祝典において上演されました。ギリシャ神話のダフネの物語によるリヌッチーニの台本をマルティン・オピッツがドイツ語訳したテキストにシュッツが音楽を付けたとされていますが、台本は出版されたものの、音楽は残っていません。この録音は、ドイツの初期バロック音楽のスペシャリストとして長く活躍するローランド・ウィルソンが音楽部分を再構築したもの。音楽の半分ほどはシュッツの世俗作品から、残りは同時代の作曲家たちの作品から転用されています。ウィルソンは「音楽の構成に関する手がかりが少なからずあるので、非常に近いものになったはず」と語っています。(2022/07/08 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555494-2

  • 詳細

    チェスティ:オラトリオ「Natura et quatuor elementa dolentia ad Sepulchrum Christi」(アンサンブル・ポリハルモニーク/テアトロ・デル・モンド/キュッパース)

    17世紀中期のイタリアオペラ界で活躍したアントニオ・チェスティは、1666年に皇帝レオポルト1世によってウィーンに招かれ、「音楽劇監督(Intendente delle musiche teatrali)」の称号を授けられ、ウィーン宮廷副楽長に就任しました。このオラトリオ「キリストの墓で嘆く自然と四元素」は、聖週間のために作曲された作品で、現在はベルリン国立図書館に写本として保存されています。擬人化された「自然」と四つの元素(土水火風)がイエスの墓前でその死を悼むというテーマは、他の作曲家たちも取り上げましたが、チェスティのこの作品は、登場人物たちが生き生きと描かれた、まさに宗教的オペラの典型と言えるでしょう。(2024/09/20 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555419-2

  • 詳細

    ハイニヒェン:ドイツ語による宗教的カンタータ集(ハラー/ベッカーマン/フンガー/シュヴァントケ/ザクセン声楽アンサンブル/バツドルファー・ホーフカペレ/ユング)

    ヨハン・ダーフィト・ハイニヒェンはライプツィヒ大学で法律を学び弁護士資格を取得。1709年まで法曹界に身を置きましたが、1710年に通奏低音に関する論文を発表した後、イタリアに留学。音楽的視野を広げ、1716年にはドレスデンの「強健王」アウグストの宮廷指揮者に任命されました。彼はドイツ語による宗教的カンタータを20曲以上残してますが、その内容はさまざま。厳格なコラール楽章があれば、オペラを思わせる華やかなアリア、抒情的で自然を描写したようなのどかな曲までを、独唱者、合唱、オーケストラが一体となって演奏しています。(2024/05/17 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555543-2

  • 詳細

    J.S. バッハ:声楽作品集(ヴェルナー/ゼフィーロ/ベルナルディーニ)

    (2019/09/13 発売)

    レーベル名:Arcana
    カタログ番号:A466

  • ビガーリャ:ミゼレーレ/ミサ曲 ヘ長調/ロッティ:クレド ヘ長調(ハノーヴァー少年合唱団/ブランディング)

    1694年から長い間、ヴェネツィアのベネディクト会修道院である聖ジョルジョ・マッジョーレで働いていたディオゲニオ・ビガーリャの教会音楽集。多大な功績をあげたにもかかわらず、彼の音楽はほとんど演奏されることはありません。このアルバムでは何世紀もアーカイブに眠っていた2つの作品の世界初録音を聴くことができます。彼の作風はバロックの美学に根ざしており、印象的な美しさを有しています。未完のミサ曲については、同年代の作曲家ロッティのクレドで補完し“完全な形”を追求しました。ハノーヴァー少年合唱団の清冽な合唱は、知られざる作品を魅力的に聴かせます。(2019/03/22 発売)

    レーベル名:Rondeau Production
    カタログ番号:ROP7023