ブリューワー, クリスティン
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宗教音楽の名曲を一通り知って、次に聴くべき作品として、ドヴォルザーク「スターバト・マーテル」を強くお薦めします。リズムパターンの単純な繰り返しが目立ち、決して絶叫することもないため、一見平坦過ぎる印象がありますが、全体を貫く強い悲しみが心にひたひたと迫ります。そして最後の部分で、思いの丈を込めたように明るく高らかにアーメンコーラスが奏でられる。演奏に参加した合唱団員は必ず魅力にとりつかれてしまう、知る人ぞ知る名作なのです。演奏機会が珍しい「詩篇」が余白に収録されているのも嬉しいところ、こちらは対照的に明るく輝かしい小品です。(2002/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555301-02 |
アメリカで最も知られる音楽家であり、ともにグラミー賞の受賞者でもあるソプラノのブルーワーとオルガニストのジェイコブス。この2人が奏でる美しく荘重な宗教的作品集です。この中で最も広く知られているのは、なんと言ってもフランクの「天使のパン」でしょう。しかし、他の曲はあまり耳にする機会の多くないものばかりであり、なかでもブーランジェ姉妹の作品は独自の美しさを放っています。また、レーガーが編曲したヴォルフの歌曲には、オルガンの名手であったレーガーらしい雄弁なオルガンの響きが満ち溢れています。聴き手に敬虔な気持ちと歓びをもたらす幸せな1枚です。(2015/10/28 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573524 |
(2006/06/01 発売)
レーベル名 | :LPO |
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カタログ番号 | :LPO-0010 |
生前は詩人としての業績は評価されなかったにも関わらず、今日では最も重要なイギリスの詩人と位置づけられているウィリアム・ブレイク。多くの作曲家たちをも惹き付けて止まない代表作「無垢と経験の歌」の世界を、現代アメリカの作曲家ボルコムが、25年間の人生を捧げ、何と2時間を大きく超える超大作声楽曲として描きました。普通に調性がある曲から激しい不協和音はもちろん、フォーク、ロック、レゲエなどの要素も惜しげなく使うという、「何でもあり」作戦。これだけごたまぜにするからこそ、全体の終曲のわかりやすさ、楽しさが感動を誘います。大指揮者スラットキンの棒の下、声楽の水準が非常に高いライヴ録音でお届けします。(2005/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559216-18 |
バイエルン放送交響楽団の第5代首席指揮者として2003年から2019年まで数々の名演奏を繰り広げ、2019年12月1日に世を去ったたマリス・ヤンソンス。バイエルン放送交響楽団及び合唱団の団員とは家族のような、人間味あふれる関係であり、それが演奏にも反映していたと伝えられています。このBOXセットは、交響曲第1番から第9番を収録したもの。マリス・ヤンソンス・エディション(900200)に収録されたものと同じ音源で、第3番、第4番、第6番、第8番は単独ではリリースされていなかったものです。生涯マーラーの音楽に魅了されていたというヤンソンスと、1967年から71年にかけてラファエル・クーベリックとともにマーラーの交響曲全集を録音したバイエルン放送交響楽団の共演から生まれた完成度の高い演奏です。加えて望みうる最高のソリストを揃えた声楽陣の充実ぶりにも注目。また第8番ではヤンソンスの故郷ラトヴィアの合唱団を招いていることから、この演奏に特別な思いを寄せていたことがうかがわれます。BOXには今回が初出となるリハーサル風景やインタビューも収録されており(ドイツ語)、ヤンソンスのマーラーの音楽に寄せる思いやそれを現実の音にしてゆく様子が伝わります。 (2022/11/18 発売)
レーベル名 | :BR-Klassik |
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カタログ番号 | :900719 |