ヤシンスキー, アルチョム(1988-)
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【Grand Pianoレーベル10周年記念企画!】19世紀から20世紀前半にかけて“ピアニスト=作曲家の黄金時代”と言われます。ピアニストは個性を際立たせ、磨き上げた「名人芸」を競い合ったのです。「名人芸」といっても技巧的な華麗さだけではなく、語り口の妙、祖国へのこだわりなど、様々な“芸”で聴衆の心を掴みに行きました。そのための大切なツールが得意なピアノ奏法を活かした自作&自編曲でした。異様に広がる特異な手で弾くための可憐な難曲を書いたヘンゼルト、蕩けるように甘い和声で飾られた優雅な小品を量産したフリードマン(op.27-1は好例)、ピアノの美を知り尽くした繊細な書法が光るホフマン(特にop.40)、フランクのヴァイオリン・ソナタのピアノ・ソロ用編曲に代表されるコルトーの編曲魔術、冷涼なフィンランドの情緒を暖かな視線で300曲以上のピアノ作品で描いたパルムグレンなど、このBOXはそんな音楽のショーケースです。 ――吉池拓男(監修)(2022/04/22 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
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カタログ番号 | :GP899X |
初期のナポリ楽派において、オペラの発展に力を尽くしたアレッサンドロ・スカルラッティを父に持つドメニコ・スカルラッティ。スペイン王室に仕えた彼は、バルバラ王女のために555曲の練習曲=ソナタを作曲、この多彩な曲集は基本的にチェンバロの演奏技術を高めるためのものですが、現代のピアノで演奏すると、また違った魅力が開花することでも知られ、ホロヴィッツやリパッティら、20世紀のピアニストたちも好きな曲を選び、思い思いの演奏を繰り広げています。作品に付けられた番号は、K=カークパトリック番号(音楽家・音楽学者ラルフ・カークパトリック)、L=ロンゴ番号(音楽学者アレッサンドロ・ロンゴ)、P=ペステリ番号(音楽学者ジョルジョ・ペステリ)の3種類があり、現在ではカークパトリックの附番が一般的に使われています。ピアニスト、ヤスィンスキイは技巧的な作品を得意とする若手ピアニスト。ここでも美しい音色で流麗な演奏を披露しています。(2018/01/26 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573604 |
20世紀の伝説的ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、ヨゼフ・ホフマン(1876-1957)。5歳でデビュー、10歳でヨーロッパからスカンジナヴィア諸国に演奏旅行に出かけ「神童」と賞賛され、その翌年には高額の出演料を提示され、アメリカへ演奏旅行に出かけます。批評家たちが「これは子どもの演奏でなはく、真の芸術家の演奏だ」と賞賛しますが、あまりに過酷なスケジュールであったため、ツアーは突然終了してしまったほどに少年は疲弊してしまったといいます。その後はアントン・ルビンシテインから指導を受け、またアメリカに戻り、教職につきますが、演奏会はほとんど行いませんでした。彼は発明家としても才能があり、スタインウェイの改良や自動車、飛行機の空気式ショックアブソーバーを開発。他にも数多くの特許を取得するなど、この方面でも知られています。そんな彼の作品には、シューマンやショパンの影響が感じられ、同世代のドビュッシーやスクリャビンのような先進的な響きは用いられていません。ピアニスト、ヤスシンスキイーは、1998年、ウクライナのドネツクで生まれたピアニスト。2014年6月にジーナ・バッハウアー国際ピアノコンクールで銅メダルを受賞しています。日本にも来日経験のある彼は、ホフマンのスペシャリストとしても認知されています。(2015/05/27 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
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カタログ番号 | :GP675 |