ベサリアン, ラッフィ(1972-)
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来日経験も多く、「ホロヴィッツらのロシアンピアニズムの正統を受け継ぐ存在」と『ショパン』誌で絶賛されたアルメニア出身のピアニスト、ラッフィ・ベサリアンのアルバム。彼の母国を代表するハチャトゥリアンの作品と、彼が愛するアメリカの作曲家ガーシュウィンの作品を軸に、ハリウッド映画に出演したことでも知られるオスカー・レヴァントの「ソナチネ」(世界初録音)を配し、名ピアニスト、アール・ワイルドが編曲したガーシュウイン作品による超絶技巧練習曲を添えた選曲は、現在のベザリアンの実力を余すことなく示すものとなっています。【ラフィ・ベサリアン】エレバンの「特別英才児のためのチャイコフスキー音楽学校」で学んだ後、コミタス音楽大学で博士号取得。その後、ローワン大学およびニューヨークのマンハッタン音楽大学でバイロン・ジャニスに師事。学位を取得後、モスクワ国立音楽院に留学し、アレクセイ・ナセドキン、ヴィクトル・メルジァノフ、ナウム・シュタルクマンに師事し研鑽を積む。コンクール優勝歴も多く、ヨーゼフ・ホフマン国際コンクール、フリンナ・アーバーバック国際コンクール、 ニューヨーク・アーティスト国際コンクール、MTNAナショナルコンクールなどを制覇。ニュージャージー州のローワン大学音楽学部教授、ウイスコンシン州立大学音楽学部教授を歴任し、現在ジョージア州立大学アトランタ校音楽学部で後進の指導にあたる。(2021/11/12 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
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カタログ番号 | :DSL-92249 |
「ホロヴィッツらのロシアンピアニズムの正統を受け継ぐ存在」とショパン誌でも絶賛されたアルメニア系のアメリカ人ピアニスト、ラッフィ・ベザリアンのリサイタル・アルバムです。カーネギー・ホールで正式なニューヨーク・デビューを果たし、日本にも来日、その技巧と音楽性を存分に見せつけた若手です。このアルバムでは、彼が得意としているラフマニノフの前奏曲、練習曲、変奏曲と、ラフマニノフから強い影響を受けたアルメニアの作曲家ババジャニアンの小品が収録されています。彼の強靭な打鍵から生まれる音は、ラフマニノフ作品に底知れぬパワーと奥行きを与えるとともに、メロディにも滴り落ちるような哀愁を与えています。近年人気が高まっているババジャニアンの作品は、ロシアのイディオムにアルメニアの伝統を加え、時に現代的なジャズ風な動きを与えたもの。ハチャトゥリアンの思い出のために書かれたトラック37の「エレジー」は一度聴いたら忘れられないほどの魅力を有しています。(2015/06/24 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
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カタログ番号 | :DSL-92187 |