ハルテンシュタイン, イシュトヴァーン
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星の数ほどあるヴィヴァルディの協奏曲の多くは、彼自身の楽器であったヴァイオリン独奏のためのものですが、その他の楽器を主役に据えた作品も、その質においていささかもひけを取りません。リコーダーといえば、「小学生の楽器」というイメージが先行しますが、楽器の仕組みが単純なだけに、本格的な演奏はむしろ難しいともいえ、本盤収録の作品のいずれもが、演奏には超凡な技巧を要するものとなっています。小鳥のさえずりを思わせるような超高音域における(特にソプラニーノ・リコーダー)、恐るべき指の廻りやタンギングの敏捷さは、まったくもって鮮やか、目からウロコの面白さです。(2002/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553829 |
Op.1の変奏曲は、後に妻となった16才の少女ズデンカに贈った民族色の強い作品です。「思い出」は、死の直前に作られた透明な美に包まれた佳品、スポーツマンだった作曲者ならではの珍品は「体操訓練のための音楽」です。そして晩年の傑作「霧の中で」。故郷モラヴィアの風物詩というよりは、不遇のまま老境を迎え、人生の霧の中にいる心情を綴った作品と言われています。「コンチェルティーノ」は、第1楽章はピアノとホルン、第2楽章の9割がピアノとクラリネットで演奏されるという異色のピアノ室内楽作品です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553587 |