ホルテン, ボー(1948-)
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後期ルネサンスのフランドル楽派を代表するオルランドゥス・ラッスス(オルランド・ディ・ラッソ)。16世紀、最も影響力を持った作曲家であり、バロック時代以降にもその影響力が及んだとされるほどの業績を残した人です。ラッススは4つの福音書による全ての応唱受難曲を残しており、その中でも最初に出版された「マタイ受難曲」は素晴らしい傑作とされています。もちろんJ.S.バッハの作品とは雰囲気が全く違いますが、歌われている内容は同じであり、イエスの受難の物語は福音史家によって、淡々と歌われ、それに合唱が応えるという形です。1575年にミュンヘンで出版されてから、1586年にはパリで印刷されたという記録も残っており、当時の人気の高さがうかがわれます。ルネサンス期の作品を研究するホルテンは、当時の礼拝の慣例に従いこの「マタイ」の曲中にもいくつかのモテットを挿入することで、16世紀当時の礼拝場面を再現しています。(2018/02/23 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573840 |
第1集(8.224082/SACD6.220584)に続くリーサゲル(1897-1974)の作品集第2集。このアルバムに収録されているのは、全て世界初録音であり、独創的な作品ばかりです。2つの交響曲と、3つの管弦楽のための作品はどれも1920年代から30年代に書かれたもので、陶酔的な響きと前衛的な響きを併せ持つユニークな音楽です。リーサゲルの友人であり、作曲家でもある指揮者ボー・ホルテンによる共感溢れる演奏でお楽しみください。(2013/06/19 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226147 |
1920年代のパリで作曲を学び、デンマークに新古典派のスタイルを持ち込んだ作曲家リーサゲルの交響的作品集の第1集です。リーサゲルというと、バレエを好きな人なら名前はご存知かもしれません。ハラルド・ランダーの「エチュード」の音楽を担当(チェルニーの練習曲を管弦楽版に編曲)、この演目は世界中で広く愛されています。第1集に収録されているのは、初期の作品で、「デンマークの絵画」と題された4つの作品と、1925年に初演された交響曲第1番です。時としてユーモラスであり、どこか辛辣な音は、確かに20世紀のヨーロッパの雰囲気を伝えています。(2012/04/11 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226146 |
一連の世界初演の録音を収録した、このリーサゲル(1897-1974)の第3集の管弦楽作品集。この中には彼が一度は破棄しようと試みたものの、結局は残すこととなった第4番と第5番の交響曲や、極めて技巧的な協奏交響曲。そして民謡のメロディを用いた親しみやすい「夏の狂詩曲」の4作が収録されています。彼の作品はどれも豊かな響きを持ち、時として映画音楽を思わせるような壮大な世界を描き出します。1940年代のリーサゲルはバレエ音楽の作曲家として知られており、交響曲の分野にはあまり興味がなかったといいます。しかし彼はこのジャンルに、様々な思想と作風を持ち込み、単なる形式の一つとして「交響曲」を作曲しようと試みたのかもしれません。新古典的な味わいの協奏交響曲は冒険的で色彩的。野心的な作品です。(2014/02/19 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226148 |
デンマークの南西部にあるリベ大聖堂は、初期ルター派教会音楽の習作が保存されている世界でも数少ない場所の一つです。このアルバムでは、1560年頃にリベ大聖堂の音楽監督を務めていたハンス・トミッソンが編纂した復活祭のミサのための讃美歌集を収録。当時フランドルで人気を誇っていたクレメンス・ノン・パパの「Missa Virtute magna」を中心に、同じ時期に活躍していた作曲家たちの作品と、祈りの文句である「歌による祈祷」を組み合わせた“16世紀のミサ”をボー・ホルテン率いるムジカ・フィクタが生き生きと再現しています。(2018/02/23 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226188 |