ケルケゾス, セオドア
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ギリシャにサックス。クラシック音楽保守本流のイメージからすると、相当に変わった感を受ける組み合わせかもしれません。確かに、ギリシャは西欧文明の源流ではありますが、普段耳慣れた音楽とは違う、強烈な印象を残す音楽ばかりとなっています。政治家でもあり、クラシック、ポピュラーの両分野で活躍したギリシャ最大の作曲テオドラキス、やはり映画音楽でも活躍したハジダキス、前衛的な手法で知られるスカルコッタスなど、様々なスタイルの作曲家が登場し、ギリシャ音楽入門編に最適の一枚となっています。独奏者、指揮者、オーケストラもすべてギリシャ陣で固めた、ギリシャ尽くしでお楽しみ下さい。(2007/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557992 |
楽器としての歴史は浅くとも、百花繚乱の相を呈する20世紀音楽界にあって、サクソフォーンはあちこちに顔を出すことになりますが、そのバラエティあふれる素晴らしい成果をこの1枚で堪能することができます。ロシア風味とサクソフォーン、一見結びつかなさそうなこの組み合わせを、見事な作品として具現化したグラズノフの協奏曲に聴く、この楽器ならでは甘い響きはなんと美しいことでしょう! また、サックスは元々ジャズを筆頭とするポピュラー音楽とも縁が深い楽器ですが、そういった要素とフランス風の洗練を巧みに融合させた一連の作品(ミヨー、イベール、ヴィラ=ロボス)は楽しさ一杯です!(2002/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557063 |
前半の3曲は20世紀クラシックの王道系秘曲からセレクト、トマジのバラードは、サックス関係者以外にはまだまだ知名度の低い「裏」定番ですが、洒落た雰囲気が素晴らしく、もっと広く知られるべき名作です。続くは、ブームは去っても表定番の地位をしっかり確保したピアソラ、「リベルタンゴ」など、御馴染みの名曲を、独奏者ケルケゾス自身の編曲で満喫することができます。そして、最後の2曲はケルケゾスに捧げられた作品、「バラード」の方は大変に叙情的な佳品、「チャールダーシュ」はモンティを髣髴とさせる華麗なショーピースで、泣かせと名人芸の融合が完璧です。この手の作品としての最上作といえましょう。(2004/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557454 |