Home > CD & DVD > Artists

 CD & DVD/BD



ショルツ, ルドルフ(1933-2012)

Search results:2 件 見つかりました。

  • 詳細

    ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス(荘厳ミサ曲)(ハーガン/リポヴシェク/モーザー/ヘーレ/ウィーン楽友協会合唱団/ウィーン放送響/ギーレン)

    1823年に完成されたベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス=荘厳ミサ」は彼と親交のあったルドルフ大公のために作曲されました。もともとは1820年に行われた大公の大司教就任祝いのための作品でしたが、その日に間に合わず、結局は1824年にサンクトペテルブルクで初演。ベートーヴェンの崇高な意思が反映された大作であるものの、教会ではあまり演奏されることのない宗教曲です。2019年3月にこの世を去った大指揮者ミヒャエル・ギーレン。彼はこの作品を「キリスト教的ではない」と評していますが、作品の持つ精神性を深く愛し何度も演奏を重ねてきました。これまでにも2005年のルクセンブルク・フィルとの演奏を始め、1987年のバーデン・バーデン南西ドイツ放送交響楽団との演奏など何種類もの録音がリリースされていますが、今作は1985年にウィーン放送交響楽団(当時はオーストリア放送交響楽団)と演奏した「歴史的録音」。ギーレンらしい「透明感のある響き」が生かされた闊達な演奏を存分にお楽しみいただけます。(2020/03/20 発売)

    レーベル名:Orfeo
    カタログ番号:C999201

  • 詳細

    マルタン:レクイエム/ヤナーチェク:主の祈り(ウィーン・ユース合唱団/ウィーン放送合唱団&交響楽団/セーゲルスタム)

    1975年から1982年までウィーン放送交響楽団の首席指揮者を務めたレイフ・セーゲルスタム。自身も作曲家であり、幅広いレパートリーを持つ彼は、演奏機会に恵まれない作品を好んでとりあげ、聴衆の意表をつきました。このアルバムに収録されている2作品はともにオーケストラのアーカイヴから発掘してリマスターを施したもの。どちらも聴き応えがあります。マルタンの死の直前である1971年から72年に作曲された「レクイエム」は、「死を受け入れ、和解するための明確な意思」を表現したという作品で、激しいDies iraeと美しいIn paradisumの対比が際立ち、バッハやシェーンベルク、バルトークの影響が仄かに見受けられる無調に近い音楽です。かたやヤナーチェクの「主の祈り」はポーランドの画家ユゼフ・クシェシュ=メンツィナの宗教画「山上の垂訓」に触発された15分程度の作品。ヤナーチェクはキリストではなく民衆を主人公にして作曲し、ピアノとハルモニウム(オルガン)の伴奏による小規模なカンタータとして仕上げた作品を、1906年にハープとオルガン伴奏に改訂しました。ここで表情豊かなテノール独唱を聞かせるのは、ワーグナー作品などでおなじみのハインツ・ツェドニクです。(2022/03/04 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5454