ゴンザレス, ギレルモ
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スペインの民族音楽のエッセンスをうまく取り入れた数多くのピアノ作品が知られるアルベニス。このアルバムには、1998年にピアニストのアントン・カルドと音楽学者のヤシント・トーレスが監修したアルベニスの「声楽曲全集」がそのまま収録されています。彼の歌曲は、どれも既存の作曲技法と民族的要素を融合させ、予期せぬリズムや、時には無調に近い音列などが用いられており、その革新的なスタイルは聴き手に刺激的な体験をもたらします。息の長い旋律は官能的であり、歌を彩るピアノ伴奏は大胆なハーモニーを奏でます。ニューヨーク・タイムズ誌で絶賛されたメゾ・ソプラノ歌手マグダレーナ・リャマスは、時には地声も駆使し、表現豊かに作品を歌い上げます。(2019/09/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574072 |
リストの弟子でもあり、デビューが4才!という空前の天才ピアニストであったアルベニス入魂の、まさにスペイン・ピアノ音楽の金字塔というべき巨連作が「イベリア」全12曲です。濃厚なスペイン情緒が、恐るべき複雑さと華麗さを持つ音楽絵巻に仕立て上げられており、近代フランス音楽に通ずるような(アルベニスはフォーレらの親しい友人でした)精妙な和声と、大胆きわまりない超絶的ピアノ技巧は、真に驚くべきものです。一方「スペイン組曲」は、比較的簡素な技法によっていますが、こちらではより生のスペイン感覚を味わうことができます。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554311-12 |
高い評価を受けている第1集(8.554311-12)に続く、アルベニスのピアノ作品集第2集です。今作はアルベニス初期の名曲で有名な「入り江のざわめき」を含む“旅の思い出”を中心とした選曲で、スペインの民間伝承曲からヒントを受けたものからショパン風の作品まで多彩な表情を見せてくれます。一転、晩年の作品である“アスレーホス”や“ナバーラ”は極めて独創的なメロディを持ち、その響きの斬新さと華やかさで多くの人々の心を捉えています。1974年からマドリード王立音楽院で教鞭を取るベテラン、ゴンザレスの揺るぎのない技巧はこれらの曲の持ち味を存分に生かした素晴らしいものです。(2007/11/14 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570553 |
アルベニスのピアノ作品集第3集は、舞踏のための組曲を集めました。スペイン風、ワルツ、ポーランド風のマズルカと曲想は様々ですが、全ての曲には、生きる喜びが散りばめられ、肉感的でちょっと妖艶な香りが漂っています。20歳の頃に書かれた「ワルツ集」での初々しさもすてきですし、アルベニスらしさがよく出ている「スペイン風ダンス」の情熱的な感触もたまりません。1885年頃書かれた「サロン風マズルカ」はショパンの影響が感じられる作品で、タイトルには各々の曲を献呈された「お金持ちの娘さん」の名前が付けられています。演奏はおなじみゴンザレス。文句なしに楽しめます。(2009/06/24 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572196 |