ゴンザレス, ペドロ・マテオ(1983-)
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ハバナ出身のレオ・ブローウェルは最も挑戦的で革新的なギター作品の作曲家として知られています。彼はまた指揮者・劇作家でもあり、その多彩な表現は多くの人々から称賛されています。このアルバムには彼の3つのギター・ソナタと、作品の原点ともいえる「儀式と祝祭の舞曲集」が収録されており、キューバ民謡を採り入れながらも前衛的な響きをもつ多彩な作品を楽しむことができます。「儀式と祝祭の舞曲集」のルーツは、彼が18歳の時に作曲した「Danza Caracteristica=典型的な舞曲」にあり、ラヴェルやラフマニノフ、ボサ・ノバなどを融合するという実験的な方法がそのまま受け継がれています。他にはブローウェル作品の中でも最も知られている「黒いデカメロン」と「思想家のソナタ」、2014年に初演された「アルス・コンビナトリア」の3曲を収録、ギターの技巧を極限まで追求したブローウェル独自の作品が楽しめます。(2020/03/20 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574016 |
キューバ生まれのレオ・ブローウェル(1939-)は、その革新的なギター曲で知られていますが、このアルバムではギターだけでなく、彼が愛した「バンドゥリア」…小さなリュート形の撥弦楽器で南米でも人気がある…のための作品も聴くことができます。この6複弦でピックを使って演奏する楽器の音色は、ふくよかさと力強さを兼ね備えています。収録曲の中では、キューバの民族音楽のリズムとエネルギーが爆発する「ムジカ・インシデンタル・カンペジーナ」はマンドリンとギター、2本のギターなどの様々なアンサンブルで演奏されますが、バンドゥリアを用いることで、独特の響きが齎されます。チリのシンガーソングライターで、政治活動家でもあったビクトル・ハラ、彼の業績を讃え、その死を悼むために書かれた「変奏曲」はまるで万華鏡をのぞくかのように多彩な感情と技術が溢れた曲です。他の作品も、光と影を見事に取り入れたテクニカルな要素を持つもので、ギターを愛する人ならば、一度は聴いておきたい素晴らしいアルバムといえるものです。(2016/01/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573363 |