プエルト・リコ交響楽団
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プエルト・リコ出身の作曲家シエッラ(1953-)のめちゃくちゃカッコイイ「ラ・サルサ」をお届けいたします。シンフォニア第4番(8.559738)でも、スペインの伝統を受け継いだ情熱的で挑戦的な作品を聴くことができましたが、今回のシンフォニア第3番は一層はじけています。各々の楽章に付されたタイトルをごらんください。まさにお祭り騒ぎ!この曲は2005年、ミルウォーキー交響楽団の委嘱によって書かれたもので、ニューヨークの熱気とカリブ伝統のサルサのリズムが溶け合う何とも楽しい曲なのです。「ボリケン」と「エル・バイレ」はシャコンヌの形式で書かれた一種の変奏曲。とは言え、その語法は現代的であり、もちろん熱狂的なリズムに支配されています。N.スコット・モマディのテキストを用いた歌曲集「悲しみの沈黙を越えて」はネイティブ・アメリカンの部族の文化と愛情を歌ったもので、ここでは先ほどの「シンフォニア」ようなリズムの応酬はあまりなく、真摯で愛に満ちた響きと叙情性が漲っています。(2016/02/24 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559817 |