ベネット, ロバート・ラッセル(1894-1981)
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レコード史上、世紀の衝撃(笑撃?)作として名高いフローレンス・フォスター・ジェンキンスの迷唱を集めた1枚です。殺人的な音痴にもかかわらず、自らの美声に自信を持ち、しかも大金持だった彼女は、1944年10月25日にカーネギー・ホールでリサイタルを開き、その翌月に急逝。生前に吹き込んだSP盤は、後にRCAからLP盤で発売され、大ベストセラーになりました。当アルバムは、彼女が残した全9曲の迷唱を完全な形で収録。その凄まじい表現力のほどが、狙って達成できるものでは到底ありえないということは、1曲でも聴いていただければ、たちどころにご理解いただけると思います。爆笑するか、あきれ果てるかは、まさにあなた次第です!(2003/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120711 |
「黒人以外が歌うことを禁ずる」と作曲者自身によって厳命された「ポーギーとベス」。その言葉を裏付けるように、サマー・タイムを初めとした音楽が黒人的であるばかりでなく、そのストーリー、心理描写などありとあらゆる要素が、当時の黒人社会を生き生きと表出した作品として、現在では高く評価されています。しかし一方で、ジャズ化されたり、ミュージカル化されたりと、作品本来の持つ音楽的緻密さが損なわれるなど、正当な演奏が意外や少ないという事実も否めません。このCDは一時代前のスタイルではあるものの、余分な潤色のない演奏スタイルとなっています。(2004/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110287-88 |
2004年に公開された映画「五線譜のラブ・レター」で描かれたように、作曲家コール・ポーターの生涯は必ずしも幸せなものではなかったようです。しかし彼の音楽はいつの時も輝かしく楽天的で、聴く人にやさしい微笑みをもたらしてくれます。この「アラジン」は1958年2月21日、CBSテレビで放送されたテレビ・ドラマのために作曲されたものです。当時の彼は肉体的にも精神的にもぼろぼろの状態にあったのですが、書かれた音楽にはその苦悩はみじんもありません。美しく夢のような音楽です。1957年のプライベート・エディション・プレビューでは彼の肉声を聴くことが可能です。(2010/04/21 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.120888 |