カステーリョ, ホセ・ビセンテ
Search results:2 件 見つかりました。
レスピーギ(1858-1924)の「風変わりな店」を中心としたヴュルツブルク・フィルハーモニー管弦楽団のある一夜のコンサートのライヴ・アルバムです。なかなか凝ったプログラムといい、リティスの極上のファゴット・ソロといい何とも贅沢なコンサートではありませんか!あまり聴く機会のないプッチーニの「交響的前奏曲」は初期の作品ですが、まるでこれから壮大なオペラが始まるかのようなワクワク感たっぷりの美しい曲です。こちらも珍しいロッシーニのファゴット協奏曲も、まるでオペラのアリアを聴いているかのような雄弁な独奏を楽しめます。ヴェルディの奇想曲はアマチュアのオーケストラのために書かれた作品で、ずっと失われていたものですが、20年前に再発見されました。フランスのファゴット奏者A.N.アンリのためにパガニーニが作曲した二重協奏曲も1985年まで公開されなかったもの。流麗な旋律が魅力です。そしてメインは「風変わりな店」。言うまでもなくロッシーニの作品を元にレスピーギが編曲したバレエ音楽で、お馴染みの旋律が次から次へと現れます。(2016/02/24 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.573382 |
リヒャルト・レスラー(Rosler、Roesler、Rosslerなど多様な表記あり)は、1880年に、リガでバルト系ドイツ人の母とチェコ出身のドイツ系ヴァイオリニストである父の間に生まれました。父の仕事の関係で幼少期にリガ、カリシュ、ジラルドフを転々とした後、リガに戻り音楽教育を受け、地元の音楽学校を卒業後、ベルリン芸術大学に進学。作曲をマックス・ブルッフ、ピアノをカール・ハインリヒ・バルトとエルンスト・ルドルフに師事し、20歳でメンデルスゾーン作曲賞を受賞。ピアノ教師として同大学に採用されました。このアルバムに収録された六重奏曲とピアノ五重奏曲は、後期ロマン主義の影響が色濃く、ブラームスをはじめ、同時代のドイツ・オーストリア音楽の影響を受けています。六重奏曲 Op.16は、ダイナミックなリズムを特徴とする曲で、第1楽章に複雑なパッサカリアが置かれています。各楽器がバランスよく役割を担いますが、ピアノが特に重要な役割を果たします。ピアノ五重奏曲 Op. 28は、第一次世界大戦中に作曲されましたが、暗い世相の影響は感じられず、協奏的な性格を持つ美しい作品です。第1楽章ではシューマンを彷彿とさせるモチーフが用いられ、第2楽章のシンコペーションや、舞曲の持つリズムを持つ第3楽章も印象的です。華やかかつ技巧的な終楽章でドラマチックな結末を迎えます。(2024/12/13 発売)
レーベル名 | :CPO |
---|---|
カタログ番号 | :555537-2 |