エルガー, エドワード(1857-1934)
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(2007/03/01 発売)
レーベル名 | :LPO |
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カタログ番号 | :LPO-0016-0020 |
それはまだ16歳になったばかりのメニューインが2度目の訪英をしたときのこと。アビー・ロードのスタジオでメニューインと初対面した老巨匠エルガーは、その神童が自身の協奏曲をわずか数小節弾いたのを聞いただけで満足し、この録音を取ることを快諾したのでした。その数ヶ月後、再び作曲者自身の指揮のもとでこの協奏曲を演奏した神童メニューインは、ロンドンに熱狂の渦をまきおこしたのです。ともすれば指揮者の間違った解釈によって、ただ大言壮語的な音楽になるだけの恐れのあるエルガーの作品ですが、この録音を聴けば、エルガーがいかに解釈し表現して欲しいと望んだか、それを十二分に知ることが出来るでしょう。まさに歴史的記録とも言える1枚です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110902 |
エルガーの名声を確立した代表作である「威風堂々第1番」「エニグマ変奏曲」の評価は、生前の人気に比べ現在あまり芳しくありません。しかしこの盤の自演を聴くと、いずれも堅固な様式美、名人芸的な楽器書法、質感のどっしりとした響きに満たされており、それら要素と旋律とが相まって、抜きがたく「英国的」な音楽を作り出していることがわかります。この強烈な個性を確立したエルガーのスタイルを、さらに演奏様式を通じて再認識できる盤といえるでしょう。ボーナス・トラックとして、位置の違うマイクによって同時に収録された2盤によって合成され、ステレオ風にしたてた録音が含まれています。(2006/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111022 |
演奏される機会が1番より少ないとはいえ、2番の交響曲は、曲の規模の大きさ、管弦楽の壮大な扱い、朗々と流れる長大な旋律と、いずれをとっても極めてエルガーらしさに溢れており、もっと評価されても然るべきでしょう。エルガーは自らとったタクトを操り、巨大なエネルギーが放出されるような様を表出しています。一方チェロ協奏曲は、エルガーの持つ意外な一面である、哀愁を帯びた美しい傑作。チェロ協奏曲としては、ドヴォルザークのものと並ぶ傑作と評されています。ほの暗いメロディーが次々と紡ぎ出されていきますが、ソロ・チェリストのハリソンはビブラートを抑えめに淡々と演奏。その分より一層、哀調が増して聞こえてきます。(2007/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111260 |