フォルティ, カルロ
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「リゴレット」は、タイトル・ロールがバリトンであることからわかるよう、通常主役となるソプラノ、テノール以外の役にも、重責が担われるオペラです。父性と娘の愛が招く悲劇を緊密に作り上げるには、選りすぐりの歌手たちが求められます。このCDに出演しているのは、最盛期のディ・ステファノを始め、美声あるいはドラマティックな表現に秀でた選ばれしスターたち。チェプラーノ伯爵夫人といった脇役までもが、味のある歌唱を聞かせます。ポピュラーなオペラゆえ録音は数多く存在しますが、ひたすら歌に耳を傾けるだけでも満足できる稀有の名録音です。オバート=ソーンの復刻による、音質のよさも特筆できるでしょう。(2007/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111242-43 |
この1957年のマノン・レスコーの驚くばかりの音の良さ。もともとクリアな音質でしたが、復刻の名手マーク・オーバート=ソーンはその音に更に磨きをかけました。当時34歳の世紀の歌姫、マリア・カラスの歌声も瑞々しく蘇っております。とりわけ第2幕「時は美しく楽しうございます」の正確な歌唱と艶やかな声をお聴きください。必ずや陶酔の境地へと達することでしょう。余白に収録されたディ・ステファノのアリア集も秀逸です。頭の芯を揺さぶるような光り輝く美声です。(2010/03/17 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.112031-32 |
このCDは、EMIがスタジオ録音した全曲盤の初発売当時のLPを音源として覆刻したものです。マリア・カラス(1923-77)がミラノ・スカラ座のオーケストラと合唱団との共演で録音した、最初の全曲盤でした。芸歴の始まりの頃、トゥーランドット姫やブリュンヒルデを歌うドラマティコだったカラスが、切れ味鋭いコロラトゥーラの技巧を持っていることを初めて披露したのは、49年ヴェネツィアの《清教徒》公演です。至高のプリマ・ドンナ、唯一無二の存在としてのカラスの名を知らしめたその役が、EMIへのデビュー盤ともなったのです。(山崎浩太郎)(2004/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110259-60 |