フリサーニ, ロジータ
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当盤の冒頭を聴き始めて、「あれ?現代音楽のディスクを聴きたかったわけではないのに」と思われるかも。低音打楽器の連打は、一体何が始まったのかと思わせるのに十分ですが、その後、劇的なアリアなどが展開されます。今日、名声の点では師であるモンテヴェルディに大きく水を開けられた感もありますが、バロック・オペラを発展されたのはこの人、カヴァッリです。その迫真のレチタティーヴォやアリアには、耳を傾ける価値は十分。特に「ラメント」と副題が付いた嘆きの歌が感動的で、聴きものです。英文解説に各オペラのあらすじが付いているのも嬉しいところです。(2005/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557746 |
17世紀後半のイタリアで活躍した作曲家アレッサンドロ・ストラデッラ。「合奏協奏曲」様式の創始者として、また数多くの浮名を流したプレイボーイとして、音楽史に名を残しています。歌劇の人気がそれほど高くなかったこの時代、ストラデッラは演技を伴わないオラトリオ『洗礼者聖ヨハネ』をはじめ、ソロ・カンタータ、そして一種の世俗カンタータである『セレナータ』のジャンルで夥しい作品を発表、ヘンデルとJ.S.バッハ以前における最大のカンタータ作曲家の一人として名を馳せました。その多くは愛の痛みを題材にしたもので、技巧的な歌と楽器の掛け合いが見事な作品に仕上がっています。イタリア・バロック期作品の研究家、エステヴァン・ヴェラルディは自らストラデッラ作品の校訂を行い、比較校訂版を作成。この演奏では、作曲家の名を冠したアンサンブル「アレッサンドロ・ストラデッラ・コンソート」を率いて、作品の魅力を伝えます。(2021/03/26 発売)
レーベル名 | :Dynamic |
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カタログ番号 | :CDS7893 |
オペラというジャンルは16世紀末に生れたのですが、現在でも頻繁に演奏される作品となると、この「オルフェオ」が最古になります。ここには既に、アリア、デュエット、合唱などの演奏形態があり、音楽と感情は完璧に結合されています。冒頭の華々しいファンファーレ以下、モンテヴェルディって凄かったんだなあと、誰もが感じることでしょう。なぜかイタリア人だけによる録音が無い(当盤録音時)点に目をつけてそれをやっちゃうとは、さすがナクソス。なお、マニアの方はCD2、13にご注目!酔っ払い女たちの乱痴気騒ぎが笑えます。(2002/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554094-95 |