フランク, トゥゴミール
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1970年10月25日にウィーンで上演された新演出による《ドン・カルロ》。この上演は、1964年に芸術監督を辞任したカラヤンの復帰が期待されていましたが、カラヤンが指名したホルスト・シュタインが指揮を務めたため、大きな物議を醸しました。そのためシュタインはウィーン国立歌劇場で高く評価されていたにもかかわらず、カーテンコールでブーイングを浴びてしまいます。しかし、それは彼の引き締まった演奏とは無関係なものでした。対照的に、豪華なキャストであった歌手たちは大きな歓声を受けました。グンドゥラ・ヤノヴィッツの清楚な中にも芯のあるエリザベッタ、全盛期のニコライ・ギャウロフの張りのある美声など聴きどころがもりだくさん。また、若きエディタ・グルベローヴァの瑞々しい声も魅力です。ブックレットには、この上演にまつわるスキャンダルや舞台セットのアーカイブ写真が掲載されています。(2024/11/01 発売)
レーベル名 | :Orfeo |
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カタログ番号 | :C230163 |