ジーフェルス, フローリアン(1988-)
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ドイツ・バロック音楽の作曲家ラインハルト・カイザー。ハンブルクを拠点とし、100曲を超える歌劇で人気を博しました。活躍当時はテレマンに並ぶ人気を誇っていましたが、残念ながら没後は急速に人気を失ってしまい、現在では作品もほとんど演奏されることがありません。この受難オラトリオ「血を流し、死なんとするイエス」も長い間忘れられていましたが、ようやく復活蘇演されました。台本を書いたフーノルトは4人の福音史家(マタイ,マルコ,ルカ,ヨハネ)の言葉を引用せずに物語を紡ぎ、そこにカイザーが5部の合唱とオーケストラをフルに使った革新的かつ壮大な音楽をつけています。このアルバムでは指揮者クラップロットが1729年の改訂版を用い、オペラを思わせる極めて劇的な演奏を繰り広げています。(2019/04/05 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555259-2 |
【ヴォクス・ルミニスの真骨頂!ドイツ・バロックの降誕節音楽】創設20周年を迎えるベルギーの古楽声楽アンサンブル、ヴォクス・ルミニスによる新しいクリスマス・アルバムは、17世紀前半~中盤のドイツを代表する重要作曲家たちの作品を巨匠シュッツの名作『クリスマスの物語』と組み合わせたプログラム。バッハへと結実する古いドイツ・バロック作品はこのアンサンブルが最も得意とする分野です。各パート4人からなる合唱にヴィオラ・ダ・ガンバ中心の弦楽(ヴァイオリン2挺も参加)、豊かな金管群と通奏低音勢が加わる編成で、各セクションの自発性と全体の統率とが絶妙なバランスを聴かせ、曲ごと楽章ごとの個性がくっきり浮かび上がる頼もしさはまさにヴォクス・ルミニスならでは。器楽勢にはサックバット(トロンボーン)のシメン・ファン・メヘレンやクレア・マッキンタイア、コントラバスのジェイムズ・マンローといったベテラン勢に加え、ガンバのジョシュ・チータムやチェンバロのアンソニー・ロマニウクなどソロ名義の活躍も華々しい名手が名を連ねています。シュッツ晩年の作である『クリスマスの物語』は、ブクステフーデ作品の写本でも知られるスウェーデンのデューベン・コレクションにある筆写譜を参照。コントラスト豊かな降誕の華やぎを抜群の音色美で描き上げます。(2024/10/18 発売)
レーベル名 | :Ricercar |
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カタログ番号 | :RIC467 |
ドイツ初期ロマン派の作曲家ベルンハルト・マルクスの壮大なオラトリオ『モーゼ』。機関紙「ベルリン音楽報知新聞」の編集員として、当時の音楽を批評した他、メンデルスゾーンとも親交を結んだことで知られています。この『モーゼ』は教会ではなくコンサート・ホールでの演奏を目論み作曲されたオラトリオ。1841年にブレスラウで初演された際は“宗教性が感じられない”という理由で賛否両論を巻き起こしましたが、彼は従来のオラトリオを超えた作品を書きたかったと語っています。楽器の使い方もユニークで、イスラエル人の苦悩はオーボエが表し、トロンボーンはモーゼやアロンの言葉に尊厳と重さを与えています。また、トランペットはモーゼの神への賛美を強調。ワーグナーの楽劇を先取りするかのようなドラマティックな作品です。(2020/11/20 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555145-2 |
2016年はレーガー(1873-1916)の没後100年の記念年にあたります。各レーベルから様々なアルバムが発売されますが、cpoレーベルからはこの珍しいコラール・カンタータをお届けいたします。レーガーのオルガンの独奏曲はしばしば演奏されますが、この大規模な編成を必要とするコラール・カンタータはあまり耳にする機会がありません。しかし、オルガンと声が縦横無尽に絡み合うこのカンタータは、彼の芸術の頂点をなすものの一つ。バッハと同じコラールのメロディが使われながらも、複雑な構造を持つこれらの曲は、20世紀を代表する宗教作品として、もっと愛されてもよいのではないでしょうか。今回は、伝統あるゲヴァントハウス合唱団、少年合唱団を中心としたドイツを代表する演奏家による演奏です。心に響く音楽を。(2016/04/27 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777984-2 |