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マルティンソーネ, インガ

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    エセンヴァルズ:ルカ受難曲/宗教作品集(ラトヴィア放送合唱団/シンフォニエッタ・リーガ/クラーヴァ)

    現代合唱曲の作曲家として、一部のファンの間では熱狂的な人気を誇るラトビア出身のエリクス・エセンヴァルズ(1977-)。このアルバムでは彼の新作「聖ルカ受難曲」を中心に、いくつかの特徴的な曲を聴くことができます。エセンヴァルズにとっては初の受難曲となるこの「聖ルカ」は、8つの部分から構成され、メゾ・ソプラノ、テノール、バリトン独唱と合唱、オーケストラによって奏される壮大な作品。作曲にあたり、指揮者クリャーヴァも助言をしたという大作です。また「大海の一滴」と「最初の涙」はマザー・テレサに献呈された透明感を持つ作品で、「天の連祷」はラトビアの詩人フリシス・バールダの神秘的な詩を用いた作品です。複雑な旋律の絡み合いと、そこから生まれる美しい響きに耳を奪われます。(2016/05/25 発売)

    レーベル名:Ondine
    カタログ番号:ODE1247-2

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    トゥレヴ:マニフィカト/夏の雨/レガティッシモ/タント・ジェンティーレ(ラトヴィア放送合唱団/タリン室内管/プトニンシュ)

    エストニアの作曲家トイヴォ・トゥレフの合唱作品集。彼は宗教的な神秘主義を貫いており、その作品にはグレゴリオ聖歌から連なる伝承と表現主義の融合が見られます。若い頃から様々な国を巡っており、なかでも“イスタンブールの町から受けた印象が作品に強く影響を及ぼしている”と彼自身が考えています。神秘主義でありながらも、ペルトのようなシンプルな和声を好むのではなく、どれも難解なハーモニーで書かれており、美しい和声に思える響きにも複雑な音が組み込まれ、聴く者にある種の混乱を与えます。なかでもTrack2に置かれた「レガーッティシモ」(世界初録音)は激しいパーカッションのみの作品ですが、この響きは最後の「マニフィカト」の静謐な音と統合され、トゥレフの求めるカラフルな世界が完結します。ラトヴィア放送合唱団の素晴らしいアンサンブルが聴きどころです。(2018/09/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573735

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    モモテンコ:合唱作品集(ラトヴィア放送合唱団/クラーヴァ)

    シグヴァルス・クラーヴァが指揮するラトヴィア放送合唱団の最新アルバムは、ウクライナ生まれの作曲家アルフレード・モモテンコ(モモテンコ=レヴィツキー)の合唱作品集です。1970年生まれのモモテンコはリヴィウで生まれ、ソチ芸術大学とモスクワ文化芸術大学で学び、1990年に政治情勢が悪化したためオランダに移住、ブラパント音楽院でパーカッションの即興演奏を学び、ハーグ王立音楽院で更なる研鑽を積みました。彼は管弦楽作品からオルガン曲、声楽のための作品などさまざまな分野の作品を書いていますが、合唱作品は何世紀にもわたる合唱音楽の伝統を受け継いだものが多く、一部ではアルフレート・シュニトケの影響も受けています。このアルバムには2017年から2022年にかけて書かれた作品を収録、ロシア正教会の伝統的な聖歌であるズナメニ聖歌と現代の聖歌、この二つを採り入れた「天使の創造者」にはじまり、特色ある作品を聴くことができます。キリストの生涯における重要なエピソードを元にした「3つの聖なる讃歌」はシュニトケの同名作品に倣ったもので、正教会のテキストに音楽をつけています。その他、モモテンコ自身がウクライナ語でテキストを書いた女声とハープのための「子守歌」やラフマニノフの「徹夜祷」に倣った比較的規模の大きな「Na strastnoy」、マリアのイコンへの問い掛けが続く「沈黙の神秘」、ヨーゼフ・ブロツキーの詩の英訳に曲を付けた「Miracle」の6作品を収録。どの曲も刺激的な不協和音と、美しい全音階和声が交錯する豊かな響きが印象的です。(2022/11/11 発売)

    レーベル名:Ondine
    カタログ番号:ODE1413-2