コーツ, エリック(1886-1957)
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エリック・コーツ(1886~1957)は、イギリスの軽音楽、セミ・クラシック界の巨匠です。ヴィオラ奏者としての経歴も長く、1912年から19年にかけては、ロンドンのクイーンズ・ホール管弦楽団の首席ヴィオラ奏者を務めてもいました。並行して小品の作曲と指揮を開始、人気作曲家となりました。30年作曲の《静かな潟》(スリーピー・ラグーン)はその代表作ですし、33年作曲のロンドン組曲もまた高い人気を博しました。後者の第3曲《ナイト・ブリッジ》は、イギリスで最も頻繁に演奏される行進曲の一つとなっているほどです。(山崎浩太郎)(2001/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110173 |
クラシックの歴史に取り上げられるほどの大音楽家ではなくとも、その時代のニーズに応えた音楽を量産した音楽家たち~いわば影で音楽シーンをささえた作曲家や演奏家はいつの時代も無数にいました。(オッフェンバックなどはちょうどその中間地点にいる存在でしょう。)コーツも、そういった軽音楽作曲家の一人でした。彼の作品は、スタイリッシュなブリティッシュ・マインドがふんだんに溢れ、後にマイフェアレディーを生み出したロウにつながる線上に位置するともとらえることが出来ます。(2002/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110182 |