レフトネン, イルカ
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仏紙「ル・フィガロ」に「ラヴェルとプロコフィエフの息子」と評された、ローザンヌ出身の俊英作曲家デュビュニョンの室内楽には、確かにフランス近代的な和声感やリリシズムと、ロシア的な切れ味のあるリズム感とが同居しています。いずれも無調でありながら、前衛的な作曲手法とは一線を画した、現代の音楽としては耳に馴染みやすいものです。後期のスクリャービンの影響下にある「呪文」の神秘的和声感には思わず陶然。自身でコントラバスを弾いている「フィンランドの思い出」は並外れた説得力があり、代表作と言えるでしょう。カッコーの描写にも注目。作曲家自身による解説付きです。(2003/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555778 |